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愛犬の取り違え騒動 飼い主が見破ったポイントとは【米】
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家に連れ帰ったゴールデンレトリーバーが、愛犬と酷似した別のゴールデンレトリーバーだったことが発覚。米国バージニア州で起きた、わんちゃんの取り違え騒動が話題を集めています。
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託犬施設で起きた取り違え 帰宅後の奇行で異変を感じて…
「バージニア州の家族が託犬施設から間違った犬を連れ帰ってしまう」とのアクシデントを特集したのは、米テレビ局「FOX5 ワシントンDC」でした。
「これからは、連れ帰る前に舌にある生まれつきのマークを確認します。マークを確認して(ほかの犬と)見分けるのは難しくないんですよ。だから託犬施設に対しては全然怒っていません。2匹は本当にそっくり! 判別するのはとても難しいんです」
こう語ったのは、バージニア州在住のケビー・ケリーさん。5日に夫のジョーさんとふたりで、1歳半のゴールデンレトリーバー「エミー」ちゃんをフェアファクス郡にある託犬施設へ連れていきました。その日はトリミングのサービスも申し込み、息子さんが代わりに愛犬をピックアップして帰宅したそうです。
ところが帰宅後、ケリー家の飼い猫はエミーちゃんに対して攻撃的な態度を取り、エミーちゃんもまた奇行を連発。仲良しの近隣住人に対して散歩中にそっぽを向いたり、普段は顔を舐めまわすことしないエミーちゃんが、ジョーさんの顔を舐め回し、跡が残るほど鼻を甘噛みしたりしたそうです。
明らかに愛犬の様子は異常でしたが、このエミーちゃんが別の犬だと確信は持てませんでした。しかし、犬は不安そうに見え、舌を出してハアハア言っていたことから、託犬施設で異変が起きたのか、もしくは病気ではないかと考えたそう。ケビーさんは、獣医の元へ連れていくことにしました。
そして、診察を受けた現地時間の6日夜、マイクロチップに登録された情報を確認して、犬がエミーちゃんではないことを確認したケビーさん。施設に連絡したところ、エミーちゃんと双子のようにそっくりな「マディ」ちゃんというゴールデンレトリーバーであることがわかったそうです。
取り違えに気づき、無事にエミーちゃんとマディちゃんはお互いの家族の元へ帰ることができました。2匹があまりに似ていたことから、ケビーさんは同じ血統ではないかと考えているそう。今後、2匹にDNA検査を行う可能性も報じられています。
(Hint-Pot編集部)