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「アザラシはいなかったはず」 大型犬の“擬態”に1.4万人メロメロ サモエドの魅力とは
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「我が家にサモエドはいても、アザラシはいなかったはずだが」。そんなユニークなコメントが添えられた写真には、テーブルの上にアゴをのせてこちらに顔を突き出す大型犬の姿が。真っ白な被毛にまん丸頭、黒い鼻は、確かにアザラシのようです。にっこり笑顔でカメラを見つめるわんちゃんに、1.4万人がほっこり。X(ツイッター)で大反響を呼んだ投稿について、飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
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人間が大好きなサニーくん なでなでアピールが得意
今回の主役は、サモエドの男の子で3歳の「サニー」くん。素敵なお名前は、英語を習っている飼い主さんのお子さんが「晴れるとか、明るいとか、すごくいい意味だよ!」と提案してくれたことから付けられました。
サニーくんは、5匹生まれた子いぬのうちの1匹でした。サモエドとの暮らしを待ち望んでいた飼い主さんは、朗報を受けてさっそく子いぬたちの元へ。みんなかわいらしく、サモエドらしい人懐っこさのある子たちでしたが、少しだけおとなしかったサニーくんに目が留まり、お迎えしました。
“人間好き”なサニーくんは、お散歩中にわんちゃんと出会うと、その飼い主さんの元へ近寄り「なでなでして~」とアピールするそう。甘えん坊でフレンドリーな性格のためか、いつもニコニコとしていてハッピーオーラ全開です。
テーブルにアゴをのせたサニーくん いつもとは違う様子に
ある日、飼い主さんは食事をしていたところ、ふと視線を感じました。視線を向けると、テーブルにアゴをのせ、笑顔を浮かべてこちらを見つめるサニーくんの姿が。飼い主さんはその瞬間、「耳が見えなくなっていて、白く、垂れ目で、大きく見える鼻と口角の上がり具合」から、サニーくんがアザラシのように見えたそうです。
つぶらな瞳で飼い主さんを見つめるサニーくんを写真に収め、Xに投稿すると、1.4万件もの“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には「あふれ出るアザラシ感がたまらないですね」「かわいくてかわいくて 一日中でも見ていられる」「かわいい~心癒やされる~」「今日もいい笑顔」と、サニーくんの愛らしい仕草にメロメロになったという声が寄せられています。
しばらくすると、サニーくんはテーブルの下へ。再び飼い主さんのことを見つめていたようですが、先ほどと打って変わって、いつものサニーくんに戻っていました。どうやら、サニーくんがアザラシに“擬態”したのはほんの少しの間だけだったようです。
“サモエドスマイル”や甘えん坊なところが魅力
シベリア地方の極寒の地で、サモエド族と遊牧していた歴史を持つサモエド。近年は、その優雅な容姿と温厚な性格で人気を集めています。サニーくんと一緒に暮らす飼い主さんに、サモエドの魅力を聞いてみました。
「真っ白で、もふもふ、ふわふわの長い被毛。個体差はあると思いますが、いぬにも人間にもフレンドリーで人見知りしないところ。また、親しみやすい“サモエドスマイル”や“撫でてアピール”をしてくる甘えん坊なところが魅力だと思います」
サニーくんは、これからもたくさんの人を笑顔にしてくれることでしょう。普段の様子は、XのほかにYouTubeチャンネル「サモエドのサニー Samoyed Sunny’s Life」やインスタグラム(samoyed_sunny_)でも見ることができますよ。
○取材協力:サモエドのサニー(@samoyedsunny)さん
(Hint-Pot編集部)