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インク汚れやシールはがし…除光液を使ったライフハック 便利な活用法をハンズが紹介
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爪に塗ったマニキュアを落とすときに欠かせない除光液。簡単にネイルオフできる便利アイテムですが、実はほかにも活用できる場面があるのをご存じですか? どのような使い方ができるのか、ハンズの公式インスタグラムアカウント(handsinc.official)が紹介しています。
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除光液に含まれる主成分の特徴をいかした活用法
除光液の主成分はメーカーによってさまざまですが、とくにアセトンを主成分としたものが多く出回っています。アセトンには、油脂をよく溶かし、常温で気体になるといった特徴があります。また、除光液を使うときのツンとするにおいもアセトンによるものです。
ハンズの公式インスタグラムアカウントでは、アセトンの特徴をいかした除光液の活用方法を5つ紹介しています。
○家具や床などに貼り付いたシールをはがす
1. 貼り付いたシール跡に除光液を垂らす
2. 染み込むまで少し待ち、キッチンペーパーなどで拭き取る
このとき、できるだけすぐに落とすのがポイントだそう。また、プラスチックに貼り付いたシールを除光液ではがすときは変色してしまう可能性があるので、素材によって使い分けたほうが良いでしょう。
○洋服についたインク汚れを落とす
1. 洋服の汚れた部分を下向きにして、その下に当て布をする
2. (汚れた部分の)裏側から少しずつ除光液をかける
3. 布きれをもう一枚用意し、(当て布と交換し)除光液をかけた服の上に当てて叩く
この方法は、油性ペンのインクが洋服についたときなど、表面的な汚れに有効です。汚れを落とすとき、強くこすりすぎると繊維を傷めてしまうので注意しましょう。また、事前に生地の端に除光液を付けて、変質しないかを試してから行ってください。
○靴のソールのお手入れ
1. コットンやキッチンペーパーに除光液を染み込ませる
2. ソールの汚れがついた部分を1で拭き取る
投稿によると、スーツケースやスニーカー、エナメル素材のものについた汚れを落とすときにおすすめだそう。革靴は変色する可能性があるため注意が必要です。また、活用する際は先に目立たないところから試したほうが良いでしょう。
○インクが出なくなった油性ペンの復活
1. ペンのキャップに、ペン先が浸かるくらいの除光液を注ぐ
2. ペン先が除光液に浸るようにキャップをして、10分置く
3. ティッシュなどで拭き取る
ペンのインクがかすれて出なくなり、もう捨てよう……と思ったときに試してみると良いでしょう。
○紙や木材、プラスチックなどへの転写
1. 転写元となる紙やマスキングテープなどを、転写したい場所に貼る
2. その上から除光液をかける
3. 除光液をかけたところをタオルや布でこする
4. 紙やマスキングテープをはがす
この方法で転写を行うときは、しっかりと湿らすのがコツだそう。素材によっては除光液で変色する場合もあるので、注意が必要です。
除光液には引火性と揮発性があるため、火のそばで使用すると危険です。独特の刺激臭もあるため、十分に換気しながら行いましょう。また、アセトンは皮膚や爪の水分を奪い、手荒れにつながる可能性も。使用後はしっかり洗い落して、保湿をすることも大切です。
(Hint-Pot編集部)