どうぶつ
生後2か月の元保護犬が天才すぎると反響 飼い主からまさかの指示 考えた末にとった行動とは
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飼い主さんに差し出された手を前に、オロオロした様子の子いぬ。“お手”をしようとするも、飼い主さんからは“お手”ではなく“アゴ”と言われています。一生懸命考えながらアクションを起こす姿に、キュンとする人が続出。X(ツイッター)で反響を呼んだ動画について、飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
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教えられたことを次々と覚えていったつるちゃん
かわいらしいパピー時代の姿を披露したのは、元保護犬の女の子で3歳のミックス犬「つる」ちゃんです。愛らしいお名前は、飼い主さんのおうちで暮らすいぬやねこがみんな、ひらがなの「た行」から始まる言葉で名付けられていることから選ばれました。
「先代犬が『チヨ』と『たみ』、同居ねこが『とらじ』と『テツ子』で、そのうちまだ使用していないのが『つ』でした。『鶴は千年、亀は万年』ということわざにあやかって、『元気に長生きしてほしい』という願いを込めて命名しました」
人気を集めた動画は、つるちゃんが生後2か月の頃に撮影されました。飼い主さんは、まだ小さいにもかかわらず、教えられたことを次々と覚えるつるちゃんにとても驚かされたそうです。
このときも、飼い主さんが手を差し出すと、つるちゃんはちょこんと手をのせました。これでミッション完了かと思いきや、飼い主さんが手を出したまま“アゴ”と言うと、つるちゃんは戸惑ってしまいます。しばし考えたあと「これでいいのかな……?」といった様子で、飼い主さんの手にちょこんと“アゴのせ”をしました。
「“お手”をやめないままアゴまでのせたので、かわいくてたまりませんでした。今でもそうですが、小さな頃から人の話をよく聞いて考える子です」
この動画がXで公開されると、悶絶する人が続出。リプライ(返信)には「またまたかわいいつるちゃん発見 『絶対天才じゃん!!』って思っています」「かわいすぎて悶絶しました」「ジーッと考えて賢い子」など、つるちゃんの愛らしい仕草に癒やされた人の声が寄せられています。
賢いレディに成長 「ごはん」アピールもかわいい!
3年前に牛舎で生まれたつるちゃんは、母いぬとともにそのすぐそばで暮らしていました。
「つるときょうだいが生まれたとき、牛舎に行政の指導が入り、保護団体さんがつるたちを保護しました。その後、里親募集がされているのを目にして、応募したことがきっかけでつると出会いました」
優しい飼い主さんのもとで、すくすくと成長したつるちゃん。今では、ごはんの時間になると「ワン」と鳴くのではなく、「ごはん」と言っているかのような声を発してアピールするほど賢いレディに成長しました。
飼い主さんは、つるちゃんをはじめ、同じ屋根の下で暮らすいぬやねこたちの成長記録を私設のウェブサイト「けだま生活」で発信中。動物たちと幸せに暮らすためのヒントがたくさん詰まっていますよ。
○取材協力:七 雑種犬つるちゃん(@tsurutsuru710)さん
(Hint-Pot編集部)