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固く結べてほどき方は簡単 応用もできるロープワークを海上自衛隊が紹介 「見た目もきれい」
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ロープをつなぎ合わせたり、荷物をひとまとめにして紐で縛ったりする際に活用する「本結び」。使っているときはほどける心配がないのに、ほどきたいときはスルリとほどける便利な結び方です。防衛省海上自衛隊の公式X(ツイッター)アカウント(@JMSDF_PAO)が「いざというときに役立つロープの結び方」として、本結びのやり方やほどき方の動画を公開。さらに日常での活用シーンも披露し、反響を呼んでいます。
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「縦結び」と似ているけれど違う! 「本結び」は固く結べてほどきやすい
本結びが使えるのは、ロープを結ぶときだけではありません。非常時はもちろん、ゴミを入れたビニール袋の取っ手を結ぶとき、ランチクロスでお弁当を包むときなど、日常のさまざまなシーンで活用することができます。固く結べるのに、簡単にほどけるのがメリットです。
防衛省海上自衛隊の公式Xアカウントは、「やってみよう! いざというときに役立つロープの結び方」とのメッセージを添えて、ロープを使った本結びの結び方とほどき方の動画を公開しています。
【手順】
1. ロープを左右に持ち、左のロープを上にしてクロスさせ、右のロープに巻き付ける
2. 右のロープが上にくるようにクロスさせ、左のロープ巻き付ける
3. ロープをしっかり左右に引っ張れば、本結びの完成
4. ほどくときは、左のロープを結び目に向かって押し込む
動画は反響を呼び、4000件を超える“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には、「やってみたら『おぉっ! すごい!』 ありがとうございます!」「見た目もきれい」「応用例がたくさんありますね」「袋を縛るときに実践します」「ロープをほどくとき、おぉ! と感じました!」などの声が上がっています。
ちなみに、本結びとよく似た結び方で「縦結び」というものがあります。結び目の紐が平行に並んで見えるのが本結び、結んだ紐が十字に見えるのが縦結びです。縦結びは結び目がゆるみやすく、きつく結んでしまうとなかなかほどけなくなります。本結びを実践するときは、結び方を混同しないように注意したいですね。
(Hint-Pot編集部)