どうぶつ
シベリアンハスキーの子いぬ 予防接種で放心状態に 腕の中で甘える姿に「頑張りましたね」
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注射をするときに緊張してしまうのは、人間だけではありません。X(ツイッター)では、予防接種を終えて飼い主さんに甘えるわんちゃんが話題になっています。緊張が解けたのか、しばらく放心状態だったというわんちゃんにたくさんの労いの声が。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
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シベリアンハスキーとともに歩む幸せな日々
今回の主役は、生後4か月のシベリアンハスキー「マリアン」ちゃん。臆病で、ちょっぴりお調子者のところが魅力的な女の子です。同じくシベリアンハスキーの男の子で11歳1か月の「ヴィヴィアン」くんと飼い主さんご夫婦、生後6か月の娘さんと一緒に暮らしています。
飼い主さんは結婚を機に、配偶者さんとヴィヴィアンくんとの暮らしをスタートしました。今年、飼い主さんご夫婦の間に娘さんが誕生してからは、配偶者さんが育児休暇を取得して育児に専念。ようやく新しい生活に慣れてきた飼い主さんご夫婦は「もう一匹、シベリアンハスキーを迎えたい」という思いから、マリアンちゃんをお迎えすることに。
「私たち夫婦は共働き世帯で、在宅ワークができない仕事に就いています。そのため、もしシベリアンハスキーをもう一匹迎えるときは、どちらかが家にいて、子いぬのしつけなどができる育児休暇中しかないと考えていました。ようやくそのタイミングが訪れ、出会ったのがマリアンです。元気で人懐っこいマリアンに、夫婦そろってひとめ惚れしました」
注射を終え放心状態になったマリアンちゃん 気を取り直したきっかけとは?
注目を集めたのは、マリアンちゃんが生後3か月の頃、2回目のワクチン接種を受けたあとの姿をとらえた写真です。
この日、マリアンちゃんは飼い主さんと一緒に動物病院へ。これから自分の身に起こることを察したのか、絶望したような表情になっていたそうです。緊張の面持ちのまま診察室へ入り、無事にワクチン接種を終えると、待合室にいる飼い主さんのもとに戻ってきました。
すると、マリアンちゃんは飼い主さんの腕の中で手足を投げ出し、放心状態に。脱力しながらも「注射、頑張ってきたよ」と甘えるような表情を浮かべます。
「放心状態になっていたのは、数分間だったと思います。別の子いぬが同じ診察室に入るのを見て回復しました(笑)。その子のことを心配していたのか、憐れむような表情で、じっと診察室のほうを見ていました」
飼い主さんは「注射をしてから放心状態のハスキー犬」とのコメントを添えて、その姿を収めた写真をXに投稿。すると、1.7万件もの“いいね”が集まる大反響を呼びました。
リプライ(返信)には「頑張れ~」「お疲れ様でしたー。頑張りましたね」「お疲れ様 おうちでゆっくりしてね」など、マリアンちゃんをねぎらう声が寄せられています。
一緒に暮らすヴィヴィアンくんは病院が大好き
マリアンちゃんはおうちに帰ると、大好きなヴィヴィアンくんに出迎えられてすっかり元気を取り戻したそうです。頑張ったマリアンちゃんのことを、ヴィヴィアンくんも褒めてくれたのかもしれませんね。
ちなみにヴィヴィアンくんは動物病院が大好きで、自分から進んで診察室に入ろうとすることもあるそうです。
病院で落ち着いているヴィヴィアンくんを見たら、きっとマリアンちゃんの緊張も和らぐでしょう。仲良し“兄妹”の日常は、YouTubeチャンネル「ヴィヴィまり日記」でも見ることができますよ。マリアンちゃんがワクチン接種を受ける日の様子も公開中です。
○取材協力:ヴィヴィまり(@VivienneHusky)さん
(Hint-Pot編集部)