どうぶつ
フリーズしたわんこ ルンルンで車に乗るも表情が一変し話題に 「わかる、わかるよ…」
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車のシートに座り、遠くを見据える1匹のわんちゃん。ルンルン気分で車に乗ったものの、到着したのは期待はずれの場所でした。自分がいる場所に気づき、思わずフリーズしてしまった瞬間をとらえた写真が、X(ツイッター)で話題になっています。いったい何があったのでしょうか? 飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
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公園へドライブだと思っていたのに…
ポメラニアンの「レイ」くんは、チャームポイントの垂れ目がキュートな8歳の男の子です。「公園へのドライブだと思っていたのに着いたのが動物病院で一瞬、時が止まるいぬ(爪切り)」とのコメント付きでXに投稿された写真には、テンション低めのなんとも言えない表情で車外を見つめるレイくんの姿が。
飼い主さんいわく、「出かけるときはウキウキで車に乗り込み、乗っている間もおめめキラキラでルンルンでしたが、病院の駐車場に着いた途端に目の輝きは消えました。病院の入り口を見つめて数秒間フリーズしていました」とのこと。
飼い主さんは、現実を受け止められずフリーズしたレイくんの姿を写真に収めました。Xに投稿された写真は、3000件を超える“いいね”を集め話題に。リプライ(返信)には「わかる、わかるよ……」「『……え……!?』って吹き出しつけられそうなおかおです」「かわいい」など、さまざまな声が寄せられました。
その後について飼い主さんに伺うと、普段から聞き分けの良いレイくんは、諦めた様子で病院に向かったそうです。今回の来院は、苦手な爪切りが目的でした。
「爪切りは大嫌いなので、ウルウルした目でこちらを見つめながら、おとなしく切られていました。最後は爪切りしてくれた先生に対して『もうやめてよ!!!』ってちょっと怒っていたようでしたが……」と、少し感情的になる場面があったものの、無事に爪はきれいになったようです。
表情豊かなレイくんは人気者
飼い主さんとレイくんが住む東京都八丈島は、海がきれいで自然豊かな場所。移動には車が欠かせないこともあり、レイくんが車に乗ることも多々あるそうです。病院への道のりも、途中までは毎日通る道と同じなので何も気にせず、レイくんもリラックスしているといいます。
表情豊かなレイくんは、状況によって絶妙な表情を見せることがあり、SNS上でたびたび話題になっています。“泥プール”に入り満面の笑みを浮かべる姿や無表情すぎる“虚無顔”など、さまざまな表情がきっかけでレイくんのファンになる人が続出。
「公園や海、お友達の家とかいい感じのところに着くと、『早く降ろして、早く!』という感じで降ろしてくれる人間の上に飛び乗ったり、扉が開くのをソワソワと待っていたりします。保育園やスーパーマーケットでは『自分は車で待っているのだ』と理解しているので、降りようとせずそのまま待っています。真夏は熱中症が怖いので連れていきません」
飼い主さんは、八丈島でとれた新鮮な魚を使用したいぬ・ねこ用のおやつを製造・販売する「八丈乾物製作所」(@hachijokanbutsu)を運営しています。レイくんは試食のスペシャリストで、「営業部長」として活躍中です。
○取材協力:タレ目の犬(ポメラニアン)(@Pomeranian2015)さん
(Hint-Pot編集部)