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停電時に覚えておきたい懐中電灯の使い方 警視庁の豆知識に反響 「すごく良い方法」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

懐中電灯の光を有効活用(写真はイメージ)【写真:写真AC】
懐中電灯の光を有効活用(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 停電時などに便利な懐中電灯。もしひとつの明かりを頼りにすることになったとき、光を向ける方向しだいで周囲を明るく照らすことができるのをご存じですか? 防災情報などを発信する警視庁警備部災害対策課の公式ツイッターアカウント(@MPD_bousai)で紹介され、反響を呼んでいます。

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足元を照らすと後ろの人は暗いけれど…

「停電した建物内からライトを使って避難する際のコツ」として同課が紹介したのは、懐中電灯の使い方です。防災リュックに懐中電灯を入れていたとしても、家族の人数分をそろえているという家庭は少ないのではないでしょうか。

 LEDライトが搭載されているスマートフォンを持っているから大丈夫と思うかもしれませんが、電池残量がわずかな場合も。また、大規模災害時はいつまで停電が続くかわからないため、情報収集や連絡手段になるスマホの電池はなるべく消費しないほうがいいでしょう。

 そこで知っておきたいのが、たったひとつの懐中電灯で周囲を明るく照らす方法です。懐中電灯を使うときは、足下や前方を照らしてしまいがち。そうすると、スポットライトのように光が当たった部分しか照らされず、後ろにいる人の足元は暗い状態のままになります。

 しかし、その光を天井に向けるだけで、反射して周囲がぼんやり明るくなります。同課は「間接照明効果で周囲が確認しやすくなります」と説明。

 明るさを比較した投稿には9000件に迫る“いいね”が集まったほか、「良いこと聞きました。知ってるのと知らないのでは雲泥の差。ありがとうございます」「懐中電灯がひとつしかないとき、建物の中なら光を反射させることができるのですごく良い方法ですね」「懐中電灯に少し曇った下敷きを通すことで広い範囲に光を飛ばせるのでおすすめです」などのリプライ(返信)が寄せられています。

 暗い中を移動するのは、不安が大きく心身の負担が増えがちですが、ぼんやりでも周囲が明るく照らされるだけで安心感を覚えます。室内にいる場合はとても有効な方法なので、覚えておくと安心でしょう。

(Hint-Pot編集部)