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娘の希望を叶えて家族3人でYouTuberに オーストラリアと日本の異文化を発信
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娘キアラちゃんの希望と両親への報告を兼ねて始めたYouTube
家族3人でパースに住んでいましたが、2019年末にブリスベンへ引っ越し。すると、すぐに新型コロナウイルスの影響で国中がロックダウンしてしまいました。
「時間を持て余すようになってしまったんですね。そのとき、キアラが『YouTubeをやりたい』と。当時、私はYouTubeをまったく見ていなかったので、どうやって始めるんだろうと思いつつ、とりあえずやってみようと家族3人でファミリーYouTuberとしてスタートしました」
YouTubeのチャンネルを開設したのは2020年5月。当時、オーストラリアでは厳しいコロナ対策をとっていたため、撮影できるのは家の中や運動として外出するときなど、限られた機会のみ。しかし、コロナ禍で日本に帰れなかったため、動画を配信することで、両親に自分たちの様子やキアラちゃんの成長を見せたいという気持ちが大きかったといいます。
「ずっとパースに住んでいたので、両親はパースに来たことはあったのですが、引っ越したブリスベンには来たことがなかったんです。ブリスベンの街並みも見せたかったし、なによりキアラの成長や家族の近況報告のために始めたといってもいいかもしれません。LINEなど文字での報告はできますが、やはり普段の日常を目にできるのとは全然違いますよね」
成田空港で大はしゃぎしていた動画が大バズり
家族の近況報告をとの思いで始めたYouTube。開始した当初は3桁ほどの再生回数が普通だったそうですが、転機がやってきます。海外との往来が自由になった昨年、久しぶりに日本に家族で“里帰り”をした際の動画が大反響に。
3年ぶりとなる日本帰国は、出発するオーストラリアのゴールドコースト空港から撮影を開始。ワクワクした機内の様子を含め、後半は実際に成田空港に着いてからの興奮を収めたものでした。
「オーストラリアから日本に到着する一日を撮っていたのですが、空港に着いて自動販売機で温かい飲み物を買って大騒ぎしているのがバズったんです。この動画だけでチャンネル登録者数が1万人くらい増えました」
この動画は70万回以上の再生回数を記録。コメント欄には「自販機でホットって普通と思ってたけど海外にはないのですね!」「明るくて元気なファミリーですね」「お茶とホットコーヒーが出てくる自販機を喜ぶのが新鮮」という声が寄せられています。
「海外に住んでいる自分たちが、日本のこういうものに感動したというのが良かったのかなと思うので、今後もあげていければいいと思っています。でも、ファミリーで楽しんでいるというのをあくまでもベースにしたいですけどね」
マミィーさん家族は現在、1年という期限を決めて日本に滞在中。ダディーさんはテレワーク、キアラちゃんは現地の中学校に通っています。普段、生活するオーストラリアとは異なる、日本での発見や驚きを発信してくれそうです。
(Hint-Pot編集部)