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「誕生日においしいもの」を食べるため来日の米国人男性 気に入った料理とは
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いまや世界有数の人気観光地になっている日本。さまざまな国から多くの人たちが、文化や自然、食などを体験するため各地を訪れています。外国人観光客は、日本で何を楽しみ、どんなものを持ち帰ろうとしているのでしょうか。国境を越えて料理好きの物欲を刺激しまくる、東京都台東区のかっぱ橋道具街で出会った、米国人男性に話を聞きました。
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「誕生日においしいもの」を食べるために日本へ
かっぱ橋道具街には、欧米を中心にブームの「Bento(ベントー)」に欠かせない弁当箱や、和柄のクッキー型などが売られ、外国人観光客が行きたいお土産選びの人気スポットになっています。そこで出会ったのが、日本は2度目の訪問だという米国ユタ州から来たクラーク・アレンさん。恋人で初来日のカサンドラ・ラブレスさんの買い物を、一緒に楽しんでいました。クラークさんの今回の目的は、日本のおいしい食べ物です。
「今のところ、一番お気に入りの食べ物は渋谷で食べた『カツ鍋』。トンカツが入っているんだよ。僕たちは全然知らなかったんだけど、外国人に日本食を食べてもらうYouTube動画に出た知り合いが、『おいしいから食べたほうがいい』って教えてくれたんだ」
カツ丼の具の部分だけの料理「カツ鍋」は「煮カツ」とも呼ばれます。外国人に人気の日本食といえば、寿司やラーメン、焼き肉などが定番ですが、カツ丼も負けていません。日本ではおなじみの立ち食いそばチェーンのカツ丼は、「コスパが高い日本グルメ」として、多くの外国人観光客の支持を集めてきました。
そんなカツ丼ではなく、あえて「カツ鍋」を一番に挙げたクラークさんは、食についてこだわりがあるようです。
「日本に来た最大の目的は食べ物。今日(9月12日)が僕の誕生日で、誕生日においしいものを食べようと思って、日本を選んだんだ。これからお昼はラーメン食べて……。ディナーはまだ決めていないんだ。寿司もいいけど、居酒屋に行って餃子とかを食べるのもいいよね。もちろんビールも必要だ!」
これから京都へも足を延ばすという、クラークさんたち。日本ならではのおいしいグルメをいっぱい堪能してほしいですね。
(Hint-Pot編集部)