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海外での育児 衛生概念の違いに苦労 日本とは異なる考え方に見習うべきことも
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国際結婚を機にオーストラリアへ移住したマミィーさん。「Life with Kiara」というチャンネルで、オーストラリア人の夫ダディーさんと娘のキアラちゃんとともに、3人で家族の日常動画などを発信しています。現在、マミィーさん一家は1年間という期限付きで日本に滞在中。オーストラリアと日本で異なる考え方などについて伺いました。
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オーストラリアと日本の衛生概念の違いにカルチャーショック
結婚後、夫ともにオーストラリアへ移住し、2009年には娘のキアラちゃんを授かったマミィーさん。オーストラリアでの生活は20年以上になり、現地での日常生活にすっかりなじんでいますが、「譲れないこと」もあるといいます。
「衛生面がなによりも気になるところです。日本だと靴を脱いで家に上がりますが、オーストラリアでは土足で家に入りますよね。もちろん我が家は土足禁止にしていますが……」
マミィーさんの夫ダディーさんは、高校時代に日本へ留学したことがあり、日本の文化や生活、しきたり、衛生概念などを完全に理解してくれているそうです。ただ、ダディーさんのご両親はそうではありません。キアラちゃんが生まれてまもなくの頃は、とても複雑な気持ちだったのだとか。
「娘がまだハイハイのときは、義両親の家に連れていきたくありませんでした(笑)。普段土足で歩き回っている家の中で、キアラがハイハイをしたり、床を舐めてしまったりしたらと考えると……。もちろん(土足禁止の)我が家に義両親が遊びに来てくれる分には、まったくかまわないんですけどね」
キアラちゃんの友人が遊びに来たときも、もちろん土足禁止。そうは言っても、「靴を脱いだら足の裏が真っ黒だった子もいた」とマミィーさんは苦笑いを浮かべます。