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日本でハネムーン中の米国人同性婚カップル 訪れた人気サブカルタウンとは
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旅先では、日常とは違う街の雰囲気を感じるのも楽しみのひとつ。日本を訪れる外国人観光客も、限られた時間で、特色の異なるさまざまな街を訪問しています。品川駅で出会った米国人の同性婚カップルは、東京を代表するサブカルチャーの街を訪れていました。
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ハネムーンに日本を選んだ理由 「ムーン」体験のためサブカルタウンへ
品川駅で出会ったのは、ハネムーンのため米ニューヨークからやってきたという同性婚カップルのカレンさんとトレイシーさんです。初めて日本を訪れたというカレンさんに対し、トレイシーさんは6度目の来日なのだとか。そんなトレイシーさんが、ハネムーン先として日本を選んだ理由を明かしてくれました。
「カレンは初めてだから、日本を見せてあげたいと思ってね。5年間つきあって、2週間前に入籍したばかり。ハネムーンに日本を選んだのは、東京はニューヨークみたいだけどきれい、そして日本人の相手を思いやる振る舞いだったり、公共交通機関がとても便利だったり、穏やかだったりするところがとても好きだからよ」
日本旅行の経験が豊富だというトレイシーさんは、カレンさんをどこへ案内したのでしょうか。尋ねてみると、外国人観光客に人気ながらひと味違う街、下北沢を訪れたと教えてくれました。
「下北沢のムーンアートナイトにも行ってきたの。ハネムーンだから、なにかしら『ムーン』に絡むことをしないといけないと思って」
小劇場の街として知られる下北沢は、ヴィンテージの古着や雑貨などを取り扱う個性的な店が多く、ファッション感度の高いサブカルチャー好きに人気のエリア。近年、外国人観光客からも人気のスポットとなっており、掘り出し物のおしゃれなアイテムを探したい、定番の日本土産ではないものを……といった目的で訪れる人も多いのだとか。
そんな通なおしゃれサブカルタウンを楽しんだ、トレイシーさんとカレンさん。このあとは京都に加えて、アートの島として知られる香川県直島へ足を運ぶ予定だそうです。日本でしか味わえない景色や自然と融合したアート作品、ぜひ楽しんでくださいね。
(Hint-Pot編集部)