食
藤井聡太八冠 昼食は仁和寺で人気の「湯葉うどん」 防衛かけた竜王戦第2局2日目“勝負飯”まとめ
公開日: / 更新日:
将棋の藤井聡太八冠が、八大タイトル(竜王・名人・王位・王座・棋王・王将・棋聖・叡王)を独占してから初のタイトル戦となる、第36期竜王戦七番勝負第2局2日目が、京都府京都市の「総本山仁和寺」で行われています。挑戦者は伊藤匠七段で、第1局は藤井八冠が完勝しました。同学年対決ということもあり注目が集まるなか、対局中に振舞われる“勝負飯”にも熱い視線が注がれています。京都ならではの食事が並んだ1日目に続き、2日目はどのようなメニューだったのでしょうか。
◇ ◇ ◇
午前のおやつでモナカと抹茶のセットを堪能した藤井八冠
2日目午前のおやつに、藤井八冠は「MAISON CACAO 和栗のモナカと宇治本簀(ほんず)抹茶」と「アイスコーヒー」をオーダーしました。パリパリ食感のモナカに挟まれているのは、2種のチョコレートをブレンドしたクリームと和栗の甘露煮。くちどけ滑らかなクリームは、ほろ苦い抹茶と相性抜群です。このモナカと抹茶のセットは、前日午後のおやつに伊藤七段も注文しています。
一方、伊藤七段は「白龍と本蕨餅」と「抹茶」をチョイス。「白龍」は、龍の形を模したこなし菓子。モチッとした食感の生地の中には、白あんがたっぷり。横には錦玉製の玉が添えられました。のど越しの良い本蕨餅も上品な味わいです。
昼食は仁和寺の人気メニューを
会場となった「総本山仁和寺」は、世界文化遺産として知られますが、宿坊レストランを備え、旬の料理を使った精進料理を楽しむことができます。
昼食は、両者ともに「湯葉うどん」を注文。仁和寺対局の人気メニューです。うどんを覆い隠すように、大きな湯葉が盛り付けられ、そのうえには、梅干しや大葉、ネギといった薬味がトッピングされています。いなり寿司2個に、小鉢2品が添えられた、ボリューム満点のセットでした。
午後のおやつは“ダブルドリンク”でスパート
藤井八冠が優勢のまま迎えた午後のおやつでは、八冠の定番になっているドリンクのみ。「アップルジュース」と「アイスティー」の“ダブルドリンク”で集中力を高めます。
伊藤七段は、「アップルパイ」と「アイスティー」を注文。「ホテルオークラ京都」のオンラインショップ人気No.1のアップルパイは、青森県産のリンゴがぎっしりと入っています。サクサクとしたパイ生地やリンゴのみずみずしさ、キャラメリゼの香ばしさを感じられる、同ホテル伝統の逸品です。
終局は同日夜の見込み。藤井八冠が二連勝するのか、伊藤七段が巻き返しを見せるのか、注目が高まっています。
(Hint-Pot編集部)