話題
「日本人はなぜリュックを体の前で持つの?」 メジャー大物助っ人 日本で抱いた素朴な疑問に反響
公開日: / 更新日:
日本のプロ野球チームに加入した外国人の超大物スポーツ選手が、日本の文化に触れていく様子を自身のYouTubeチャンネルで公開し、話題になっています。その選手は、横浜DeNAベイスターズ(DeNA)のトレバー・バウアー投手。2020年にはメジャーリーグでサイ・ヤング賞にも輝いた32歳に、日本はどのように見えているのでしょうか。
◇ ◇ ◇
室内では靴を脱ぐ文化や取っ手が取れるフライパンなど驚きがいっぱい
先月23日に来日したばかりのバウアー投手。自身のYouTubeチャンネルでは、自宅と横須賀市内の二軍施設「DOCK」を電車に乗って行き来する様子などが公開されています。初めて日本の電車に乗った際、まずは切符売り場で悪戦苦闘。同行した通訳の協力のもと、なんとかICカード乗車券を購入します。しかし、その後は「どの電車に乗ればいいのか、いつ来るのか」と戸惑った様子を見せました。
別のシーンでは、日本人が室内に入るとき、靴を脱ぐことにも注目。外用の靴は汚れているため、日本では「スリッパを履くか、靴下で歩く」とバウアー投手は説明しています。その後、施設内でユニフォームを受け取る場所やランドリーサービスなどについて紹介しました。
また別日には、必要になった靴とハンガーを購入するため、通訳なしで初めてのお買い物に出かける場面も。ショッピング後は日本食を食べることになり、Google翻訳や指差しを駆使して、刺身や握り寿司などをどうにか注文しています。ところが、思っていた注文とは違ったものが出てきた様子。そうした小さなハプニングも楽しみつつ、おいしく食べていたようです。
そしてさらに別日、電車で移動する際には、日本の“ある習慣”が目につきました。バウアー投手は「どうして、リュックを体の前で持つの?」と通訳に質問しています。通訳が「背中にリュックがあると、後ろの人に邪魔なので」と答えると、「ほかの乗客に配慮しているんですね。リュックを体の前で持つ人は米国で見たことがありません」と感心し、自らもリュックを前に持ちました。
バウアー投手の毎日は驚きがいっぱい。自宅で料理する場面では、取っ手の取りはずしができるフライパンに感動したことも報告しています。さらには、エスカレーターで左側に立っていることについて「僕は右側に立ってしまいます。米国とは逆なんですね。車も左側ではなく右側を走ります」と率直な感想を述べました。
こうした姿に、コメント欄には「電車を降りても前にリュックを律儀にずっと背負ってるバウアーかわいすぎる」「バウアー旅行記としておもしろい」「純粋に日本を楽しんでくれてる姿は一選手としても人間としてもすごく好きだなぁ」「等身大で悪戦苦闘してるところを公開してくれるのはおもしろい」「普通に見てて楽しい、バウアー応援してるぞ」などの声が寄せられています。
バウアー投手は今後、どのように日本になじんでいくのか。見逃せませんね。
(Hint-Pot編集部)