将棋の藤井聡太八冠に伊藤匠七段が挑戦する、第36期竜王戦七番勝負。第3局が福岡県北九州市の「旧安川邸」で25～26日の2日間にわたり行われました。藤井八冠が挑戦者の伊藤匠七段を破り、3連勝。タイトル防衛に“王手”をかけました。熱い戦いを繰り広げた第3局の2日間で、両者が選んだ“勝負飯”を振り返ります。

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1日目の昼食　藤井八冠は洋食、伊藤七段は和食

　九州の玄関口ともいわれ、福岡県の北部に位置する北九州市。竜王戦の第3局が行われた「旧安川邸」は、同市の指定有形文化財に指定されています。今回の対局のために、市は「北九州グルメ勝負めしプロジェクト」を発足。80もの公募のなかから食事とスイーツ、そしてドリンクの計27品を厳選しました。

　第3局1日目を振り返っていきましょう。まず、午前のおやつです。藤井八冠が口にしたのは、「福を呼ぶ 河豚最中」と「北九州和製コーヒー【焙煎玄米麹】」。一方、伊藤七段は「ネジメカ＆コク旨チーズセット」と「北九州産の赤紫蘇ジュース」を選びました。

　昼食では、バターライス好きの藤井八冠が豊前本ガニ、赤ウニ、キャビアをふんだんに使った「北の海鮮バターライスっちゃ」をオーダーすると、伊藤七段はクルマエビから取った香り豊かなエビだしに、関門地ダコやイクラがたっぷりと添えられた「海老香る 関門地ダコの冷製にゅうめん」を注文。洋食と和食に分かれました。

　午後のおやつでは、藤井八冠が午前のおやつに伊藤七段が選んだ「ネジメカ＆コク旨チーズセット」をチョイス。ドリンクには「一枝アイスティー」を選びました。一方の伊藤七段は、フルーツ大福とイチゴブラウニー串が盛りつけられた「武蔵と小次郎スイーツの戦い」に「北九州和製コーヒー【焙煎玄米麹】」を合わせています。

【1日目・午前おやつ】
藤井八冠：「福を呼ぶ 河豚最中」「北九州和製コーヒー【焙煎玄米麹】」
伊藤七段：「ネジメカ＆コク旨チーズセット」「北九州産の赤紫蘇ジュース」

【1日目・昼食】
藤井八冠：「北の海鮮バターライスっちゃ」
伊藤七段：「海老香る 関門地ダコの冷製にゅうめん」

【1日目・午後おやつ】
藤井八冠：「ネジメカ＆コク旨チーズセット」「一枝アイスティー」
伊藤七段：「武蔵と小次郎スイーツの戦い」「北九州和製コーヒー【焙煎玄米麹】」