抱き上げられ、スンとした表情を浮かべる1匹のウェルシュ・コーギーが、X（ツイッター）で大きな注目を集めています。飼い主さんから「サークルに入ってね」と声をかけられるも、一目散に逃走。あえなく捕獲された姿に、1.2万件もの“いいね”が集まっています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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急ぎ足で逃げるも…あえなく捕獲され虚無顔に

　リビングの入り口で両脇を抱えられ、だらんと体を垂らしてこちらを見つめるコーギー。飼い主さんがサークルに入れようとしたところ、それを察した瞬間に急ぎ足でその場を離れてしまったそうです。

　その後、飼い主さんの配偶者さんが捕獲。飼い主さんは何事もなかったかのような表情を浮かべる愛犬を撮影し、「また捕まったいぬ」とのコメントを添えてXに写真を投稿しました。すると、1.2万件もの“いいね”が。

　リプライ（返信）には「捕まり虚無顔かわいい」「真顔……でもどこかうれしそう……」「運ばれている感半端ないw」「『ライオン・キング』の主人公の誕生シーンみたいです」「絶望の顔がかわいい笑」など、かわいらしいショットに思わず笑みをこぼす人が続出しています。

新しい遊びを覚えたガブちゃん　逃げたのはわざと？

　お茶目な姿を披露したのは、ウェルシュ・コーギーの男の子で6歳の「ガブリエル」くん。普段は「ガブちゃん」という愛称で呼ばれています。性格は、人の話をよく聞き、とても真面目。その一方で、ちょっぴりいたずら好きなところもあるそうです。

　飼い主さん夫婦がウェルシュ・コーギーと暮らすのは、実はガブちゃんで2代目。先代のウェルシュ・コーギー「ジル」くんが虹の橋を渡ったあと、飼い主さん夫婦はペットロスに陥り、悲しみに暮れる日々を送っていたそうです。そんななか、「コーギーに会いたい」という思いが募り、訪れた先で目にしたガブちゃんに心を奪われ、家族の一員としてお迎えしました。

　とても賢いガブちゃんは、最近「わざと逃げて捕まえてもらう」という遊びを覚えたそう。話題の写真が撮影されたのは、その遊びの真っ最中でした。

「家を空けるときや待っていてほしいときは、サークルの中にいてもらうようにしています。このときも『サークルに入ってね』と声をかけると、ガブちゃんはふざけて逃げ出しましたが、お父さんがすぐに捕まえました。こうして追いかけてもらうのを楽しんでいるようです。抱っこしてもらって、とてもうれしそうにしていました」

　ガブちゃんが楽しい日々を過ごせるのは、どんな遊びも優しく受け入れてくれる家族がいるからこそ。そんなガブちゃんに全力の愛を注いでいる飼い主さんは、イラストレーターとして活躍中です。手がけたLINEスタンプ「コーギーのガブちゃん」は、優しいタッチで描かれたかわいらしいガブちゃんにほっこりしますよ。

○取材協力：ガブちゃん（@gabrielthecorgi）さん

（Hint-Pot編集部）