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「大人でも完全に信じる」 街角で“そっくりさん”にまさかの遭遇 8歳の娘がすっかり勘違い
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「子供が本気でカーネルサンダースさんと信じてしまった」――。写真を見ると、確かにそっくりそのままの男性が写っています。米国から届いた、ハロウィーン仮装の1枚がSNSで話題を集めました。通りすがりに見かけて勘違いをしてしまった8歳の娘さんとのエピソードについて、投稿者に話を伺いました。
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「予算平均は1000ドル(日本円で15万円)以上だと思います」
白髪に白ひげで眼鏡をかけた男性が赤いエプロンを着けて、ケンタッキーフライドチキンのボックスを手に持ち、満面の笑みを浮かべています。みんなのおなじみの顔。ケンタッキーフライドチキンの創業者カーネル・サンダースさんに激似です。
X(ツイッター)で「私の中でハロウィン2023コスプレ大賞」と紹介したのは、ダンちゃん(@bostonmania2021)さんです。米国マサチューセッツ州ボストンに在住3年目。「ダンちゃんはボストン発祥のダンキンドーナツから取ってダンちゃんです」と自己紹介してくれました。
投稿は大反響。10万件以上の“いいね”が集まっていて、「これは信じますねー 仮装とは思えない仮装こそ、最強!!」「どこからどう見ても本物です」「いやいやこれは大人でも完全に信じるやつですよねすごい」「握手したいレベルで似てます」と仰天したという声が続々寄せられています。
このカーネル・サンダースさんになりきった写真の男性は「ビーコンヒルというボストンきっての超高級住宅街に住んでる地元の方です。毎年このカーネル・サンダース仮装をされているそうです」。地元のちょっとした有名人といったところでしょうか。
ダンちゃんさんと8歳の娘さんは、カーネル・サンダースさん仮装の男性を見かけてびっくり。「娘は『やばい! カーネルさんの家ってここだったんだね! ママ!!』と勘違いしてしまいました。興奮して、やばいやばいやばい!! という感じでした。創業者のカーネル・サンダースさんが亡くなっていることを知らないので、本物だと思ってしまったようです。通りすがりのアメリカ人の子どもは、『あの人が作るフライドチキンは本当においしい』と言っていて、みんな信じている様子でした」と振り返ります。
日本でもハロウィーン文化が浸透。仮装行列やコスプレ大会は一大イベントにもなっています。今回の写真から楽しさが伝わってきますが、米国のハロウィーン事情はどうなのでしょうか。
「アメリカ一丸となってますが、主に子どもが楽しめるイベントで、コスチュームで仮装する子どもたちを見守る大人であふれています。普段は見れないその土地の住人のことも知ることができ、地域の交流としても一役買っています」。ハロウィーン行事は、地域社会のつながりを強める役割もあるのですね。
日本との差異も見受けられるそうで、「日本と違うのは、一般家庭が多く参加すること。主役は子どもたちということ、などでしょうか」とのことです。
こんなこぼれ話も。「ちなみにこのカーネルおじさんの地域は超高級住宅街で、おそらく、ハロウィン予算平均は1000ドル(日本円で15万円)以上だと思います。道ゆく通行人全員にチョコやキャンディーを配るというクレイジーなイベントです」と教えてくれました。
(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)