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どうぶつ

「総総」と書いてなんと読む? 元保護ねこと例になったねこ そっくりすぎる姿に3万人夢中

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

たてがみのような被毛が「総総」なたぬくん【写真提供:たぬ@雪の日にやって来た迷い猫(@tanu_tyan)さん】
たてがみのような被毛が「総総」なたぬくん【写真提供:たぬ@雪の日にやって来た迷い猫(@tanu_tyan)さん】

 意外な読み方の漢字はたくさんあります。例えば、「総総」と書いてなんと読むと思いますか? そんなあまり知られていない漢字の読み方を、まさに体現するねこがX(ツイッター)で大きな注目を集めています。読み方をひと目で覚えてしまう、ユニークな写真は2万件を超える“いいね”を集め大反響に。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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読んで字のごとく ユニークな一枚が話題

「『総総』と書いて『ふさふさ』と読む」

 そんなひと言が添えられた写真には、飼い主さんに抱っこされてしかめっ面をした長毛種のねこが写っています。

 その奥に見えるテレビ画面には、「総総(ふさふさ)」という文字が。その横には、抱えられたねこに、とてもよく似た長毛種のねこの写真が並んでいます。

 どちらも同じ茶色の被毛であることも手伝って、血の繋がった“きょうだい”のようにそっくりです。この写真がXで公開されると、あっという間に2万件超の“いいね”が集まりました。

飼い主さんに両脇を抱えられて、テレビ画面のねことツーショットを撮るたぬくん【写真提供:たぬ@雪の日にやって来た迷い猫(@tanu_tyan)さん】
飼い主さんに両脇を抱えられて、テレビ画面のねことツーショットを撮るたぬくん【写真提供:たぬ@雪の日にやって来た迷い猫(@tanu_tyan)さん】

 リプライ(返信)には、「とっても総総ですね」「そっくり」「おなかの総総をわしわししたいですね」「リアル総総なねこちゃんもかわゆす」「そのままワタシの頭に乗せてください」など “ふたり”がコラボした姿に熱狂する声が寄せられています。

初めて見たとき「『たぬだ!』と家族みんなで大騒ぎ」

 注目を集めたのは、推定5歳の元保護ねこ「たぬ」くん。飼い主さんに「ニャーニャー」とおしゃべりしたり、家中を走り回って遊んだりすることが大好きな男の子です。

 このとき、テレビ画面に映し出されていたのは、平日の朝6時55分からNHK Eテレで放送している5分番組「Eテレ 0655」のおはようソングでもありコーナーのひとつでもある「すごい漢字」のワンシーン。「なんだこれ? この漢字」との問いかけから始まり、歌とともにテレビ画面の中央に読み方が難しい漢字が表示されます。

「私は『Eテレ 0655』と『Eテレ 2355』が大好きで、毎日録画して見ています。初めて『すごい漢字』を見たとき、たぬとそっくりなねこが映って、『たぬだ!』と家族みんなで大騒ぎしました。この日、録画を見ているときにちょうどたぬが通りかかったので、ツーショット写真を撮らせてもらいました」

 たぬくんは仏頂面こそしていましたが、おとなしく写真を撮らせてくれたようです。

「たぬはいつも塩対応で、このときも『また人間が変なことしているな……』とでも言いたげな様子でしたが、静かに抱っこさせてくれました」

寒い雪の日にもたぬくんを守ってくれた“もふもふ”な被毛

まさに“もふもふ”なたぬくん【写真提供:たぬ@雪の日にやって来た迷い猫(@tanu_tyan)さん】
まさに“もふもふ”なたぬくん【写真提供:たぬ@雪の日にやって来た迷い猫(@tanu_tyan)さん】

 Xのポストに添えるコメントで、よく「もふもふ」という表現を使っている飼い主さん。漢字を当てるとしたらどんな文字を思い浮かべるのでしょうか?

「もふっているときの気持ちを漢字で表すとしたら『毛柔毛柔』ですかね」

 実は、たぬくんは長い間、野良ねことしてお外の世界で生きていました。そして、いつしか飼い主さん宅の庭に出入りするようになり、雪が降ってきても外にいるため、保護されたという経緯があります。

 かわいいたぬくんの命を冷たい寒さから守ってくれた、「毛柔毛柔」な被毛が愛おしいのは納得ですね。これからもそのゴージャスな被毛と、キュートな見た目で、家族だけでなく多くの人を魅了していくことでしょう。

○取材協力:たぬ@雪の日にやって来た迷い猫(@tanu_tyan)さん

(Hint-Pot編集部)