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タイツに入っている台紙「そろそろおやめにしませんか」 取り出す際に伝線 女性の切実な悩みに共感の声
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働く女性にとって欠かせないタイツやストッキングですが、購入時に台紙が入っていることは珍しくないですよね。その台紙について、「そろそろお辞めにしませんか」と、問いかけた投稿がネット上で大きな話題になっています。台紙を取り出す際、タイツやストッキングを伝線させてしまった経験もあるという投稿主のゆる外資コンサルMom(@Komatsuna_56789)さんに、投稿の理由を聞きました。
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投稿に13万件の“いいね” 「紙もったいない」の声も
「拝啓 タイツ会社様
新品のタイツの中にこのように紙を入れるのはそろそろお辞めにしませんか。
あたくしレベルの不器用になると、この紙を取り出す際にタイツを伝線させてしまいます。
かしこ
人生であと何着タイツを買えばいいのか怯えている女より」
4日、ゆる外資コンサルMomさんがX(ツイッター)上に投稿すると、13万件の“いいね”が押される反響に。「めっちゃ分かります」「私もコレ要らない派です」「急いでる時ほど引っ掛けてしまいますよね…」「これ、彼女も同じ事言ってましたw」「足に履いた状態の色合いを確認するためですかね」「紙もったいない」などの声が寄せられました。
投稿に添えた写真は、まさしく新品のストッキングに台紙が入っている姿を捉えたもの。台紙のサイズは大きく、取り出し方によっては破れてしまいそうです。実際、これまでゆる外資コンサルMomさんは、タイツやストッキングを使用する前に破ってしまった経験もあると言います。
今回、メッセージ性のある投稿をしたのも、日ごろの悩みを知ってもらうことが理由だったと説明します。
「前から思っていたストッキングの型紙は不要という思いを投稿して、どれくらい共感が集まるかをみてみたかったというのが意図です」
投稿には台紙を入れることによるメリットを指摘する声もありました。一般的には、顧客にとって色が分かりやすいなどが利点とされています。
週に1~2回、タイツやストッキングを利用しているゆる外資コンサルMomさんは、「色の確認のためであれば、売り場での見本の展示またはパッケージ上に印刷すればよいかと思います」と話し、台紙を入れなくても、見せ方を工夫できると主張しました。
さまざまな分野でサステナブルな商品作りが求められる中、台紙のあり方について一石を投じることになった今回の投稿。
「思った以上に反響が大きく驚いています。また、紙を折り曲げて出す方法を知らなかったので、解決策も知れてうれしかったです」と、ゆる外資コンサルMomさん。
見た目も美しく販売したいというメーカーや業者の意向もありますが、実際、台紙が入っていないタイツやストッキングも登場しており、改善の余地はありそうですね。
(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)