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どうぶつ

じわじわ近づいてくる柴犬 控えめなごはん待ちに1.7万人注目 カナダ在住の飼い主に聞いた日本との違いを感じる場面とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

床に寝そべって“ごはん待ち”する柴犬が話題に【写真提供:柴ミミさん(@shiba3mi3)さん】
床に寝そべって“ごはん待ち”する柴犬が話題に【写真提供:柴ミミさん(@shiba3mi3)さん】

 扉の向こうで手足を体の下に収め、アゴを床にくっつけてじっとこちらを見つめる柴犬。すると、そのまま這うように少しずつリビングへやってきました。この一部始終をとらえた4枚の写真が、1.7万人を釘付けにしています。なぜ、柴犬はこんな行動を? 飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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自然豊かなカナダで生まれたミミちゃん

 カナダで暮らしている柴犬の女の子で9歳の「ミミ」ちゃん。とても優しく、のんびりとしていて穏やかですが、自分の意思を通す頑固な一面もあるそうです。飼い主さんいわく、「性格は本やネットで紹介されている、典型的な“柴女子”かもしれません」とのこと。

 飼い主さんは家族の仕事の関係で、20年前に日本からカナダに移住しました。日本で暮らしていた幼い頃は、柴犬や柴犬系のいぬを飼育していたそうです。そのため、カナダでもいぬをお迎えしようとしていましたが、当初はほかの犬種や保護犬も検討していました。そんななか、飼い主さんは偶然、ネット上で「柴犬の子いぬを譲ります」という募集を目にします。それがミミちゃんでした。

 それは、ラマ(編集部注:主にアンデス地方の険しい高山帯で飼育されているラクダ科の動物)を育てている、カナダの農場が発信していたもの。ミミちゃんにひとめ惚れした飼い主さんはその日のうちに連絡を取り、次の日にはフェリーに乗り込んでお迎えに行ったといいます。

「柴犬の知名度が確実に高くなっているようです」

カナダの広大な自然の中で散歩を楽しむミミちゃん【写真提供:柴ミミさん(@shiba3mi3)さん】
カナダの広大な自然の中で散歩を楽しむミミちゃん【写真提供:柴ミミさん(@shiba3mi3)さん】

 こうして、カナダでも柴犬との生活を始めた飼い主さん。日本に比べると、カナダは緑豊かで土地が広々としているため、いぬと心地良く散歩することができると感じているそうです。また、いぬを連れて入ることができる公園やハイキングコース、ビーチなどもたくさんあって、まさに“ドッグフレンドリー”な環境が整っているといいます。

「ほとんどの住宅の周りに、芝生が植えてあります。また、散歩中のいぬが多くみられる公園などには、無料の『poop bag(プープ・バッグ)(編集部注:いぬのフンを入れるための袋)』が設置してあるのでとても便利です。いぬやねこの飼い主さんに寛容な人が多いように感じられますね。その一方で、マナーを守らない飼い主さんも存在します」

 また、カナダでは現在、若い世代の人たちから柴犬が人気を集めているそうです。

「こちらに引っ越してきた頃に比べて、町で柴犬に出会う機会が多くなったように感じます。ミミは当初、犬種を間違われることが多く、チャウチャウやコーギー、どういうわけかパグと言われたことも。しかし、最近では柴犬の知名度が確実に高くなっているようです」

 過去には、公園に“ひとりぼっち”でいた柴犬をミミちゃんだと思った近所の人が、おうちまで連れてきたことも。そのいぬよりはるかに大きいミミちゃんを見て、近所の人はすぐに“いぬ違い”をしたと気づいたそうです。