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“ケンカするほど仲が良い”はホント? 「結婚の幸福度」が高い都道府県が明らかに
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11月22日の「いい夫婦の日」に伴い、婚活支援サービスの「パートナーエージェント」は8日、“結婚の幸福度”を客観的に測定して数値化した「2019年度 QOM全国ランキング」を発表した。1位は沖縄県だった。
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初めて1位に輝いたのは沖縄県 最下位は…
調査は2013年11月~2019年8月の期間で、全国の男性3万7468人、女性10万5872人を対象に行われた。都道府県別にランキング化した「QOM(Quality of Marriage)」とは、結婚生活における夫婦それぞれの「幸福度」を数値化するために2013年に開発。「自己PR力」「観察力」「ケンカ力」「仲良し力」「境界力」「過去未来力」の6つのカテゴリーからなる全80問の設問に答え、現在の結婚の幸せが「スキンシップ力」や「ケンカ回避力」など12の項目に分けられ、1000点満点で数値化される。
1位は沖縄県で628.1点。前年は3位から初の1位に。「お互いに関心を持ちスキンシップを欠かさない仲良し県」。なかでも「スキンシップ力」「カップル理解力」が全国1位。ふれあいを欠かさないことで幸せな関係を築いているとか。「ケンカ回避力」は全国41位と低めだが、「仲直り力」が全国2位と高く、ケンカを通じて相手を理解し、仲直りはしっかりする。「ケンカするほど仲が良い」カップルが多いようだ。
続いて2位は東京都、3位は宮崎県、4位は鹿児島県、5位は福岡県と、トップ5に九州・沖縄エリアの多くの県がランクイン。この結果についてパートナーエージェント社は「九州・沖縄は離婚率が比較的高いエリアであり、結婚に満足できない方は離婚をしてしまい、結婚生活を維持している方は満足度が高いと想定できる」との見解を示した。47位は、前年と同様に鳥取県だった。
(Hint-Pot編集部)