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子どもの泣き真似をするシベリアンハスキー 「深い意味はない」? 飼い主さんに話を聞いてみた
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コミュニケーション能力が高い「アルカ」ちゃんは「こつる」くんと会話をしようとしていた?
生後10か月の男の子「こつる」くんがギャン泣きしてしまったのに呼応して、遠吠えをする動画が話題を呼び、一躍有名犬となったシベリアンハスキーの「アルカ」ちゃん。普段のふたりの関係性について、こつるくんのママでアルカちゃんの飼い主、「きえため」さんにお話をお聞きしました。
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アルカちゃんは、現在3歳の女の子のシベリアンハスキーです。きえためさんは、子どもの頃から大型犬を飼うことに憧れていたそうで、社会人となり自分でお世話ができるようになったと自信が持てるようになった頃、偶然、アルカちゃんと出会いました。アルカちゃんに関する情報をインターネットで見つけたときは、「運命を感じた」といいます。
そんなアルカちゃんは、マイペースで甘え上手だけど、優しい性格で、気持ちを表現するのがとても上手なのだそう。「しゃべることができなくても、意思疎通がはっきりとできます」ときえためさん。アルカちゃんはコミュニケーション能力が高いといいます。
今ではすっかり仲良しのこつるくんとアルカちゃんですが、そのコツをお聞きしてみると、元々アルカちゃんがこつるくんに興味深々だったそう。こつるくんが初めて家に帰ったその日から、アルカちゃんが「仲良くしたい」と思っていることがっはっきりと伝わってきたといいます。予測不能な動きをする、子どものことを苦手ないぬも多いですが、アルカちゃんは大人も子どもも関係なく人間が大好きなようです。
そして、普段からこつるくんのお顔をよく舐めていたというアルカちゃん。YouTubeの過去の動画からもうかがえます。しかし、こつるくんはいつもは舐められてもちょっぴり嫌そうにはらう程度ですが、今回大反響があった動画は様子が違いました。調子を崩して寝ているこつるくんのお顔を、アルカちゃんが看病のつもりで舐めたところ、びっくりしてしまったのかこつるくんが大泣きする事態に。
ギャン泣きするこつるくんを真似するように遠吠えをするアルカちゃん。きえためさんにアルカちゃんはどんなときに遠吠えをするのか聞いてみたところ、「救急車や私の遠吠えの真似に対しても反応することがあります」とのことで、これまでは「特に深い意味は無いと思っていた」のだそう。しかし、一説によると犬の遠吠えは、「会話」のようなものだそうで、ちょっと困ったようにこつるくんの真似をするアルカちゃんの様子を見るに、もしかしたら一生懸命こつるくんと同じ言葉を喋ろうとしていたのかもしれません。
普段からお姉ちゃんとしてこつるくんをよくあやしてくれるというアルカちゃん。こつるくんが泣いていると、心配して様子を見にきてくれることもあるそうです。初めての子育ては煮詰まってしまいがちですが、こうしてコミュニケーションをたくさんとってくれる、頼りになるパートナーのアルカちゃんがいるのは心強いはず。これからもこつるくんが成長するにつれ、家族はさらに強い絆で結ばれていくのでしょう。
記事協力:つるいずむ(@Allukaaaaa328)さん
(Hint-Pot編集部)