雪の上に立ち、何かをやり切ったような表情を浮かべる柴犬。その顔には、砂糖のような粉雪がかかっています。その凛々しくも愛らしい姿がX（ツイッター）に投稿されると、大きな話題になりました。どうして雪まみれになってしまったのでしょうか。飼い主さんに詳しい話を伺いました。

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頭と顔に粉雪が降りかかった「雪まみれ九ちゃん」

「雪まみれ九ちゃん」

　そんなひと言が添えられた写真には、降り積もった雪の上に立つ柴犬が写っています。遠くを見つめる姿には、凛々しさが漂っているようにも。

　飼い主さんとはリードでつながれており、散歩中の様子。その顔や頭には、真っ白な雪がたくさんついています。

　この写真がXに投稿されると、1.8万件の“いいね”を集めて話題になりました。リプライ（返信）には、「お砂糖いっぱい。ふんわりおいしそう」「揚げパン」「凛々しい柴様ですね」「これが快適なんだワンよォ～」「いいおかおしていますね」などの声が寄せられています。

大好きな雪でたっぷり1時間遊んで満足した九ちゃん

　愛らしい姿で多くの人の興味を引いたのは、6歳の元気な柴犬の女の子「九」ちゃんです。名前の由来は、飼い主さんの苗字に漢数字の「八」が入っていたから。同じように漢数字の入った名前にしたいと思い、「九」と名付けられました。

　北海道在中の九ちゃんは、雪が大好き。冬の散歩へは毎日ルンルンでお出かけするそうです。

「話題の写真を撮影した日の雪質は、サラサラのパウダースノー。散歩途中にボール遊びをしたり、雪の中に顔を突っ込んだり、走り回った結果、雪まみれになってしまいました」

　この日はたっぷり1時間ほど遊んだ九ちゃん。大満足した一方で、おうちに帰る頃にはお腹がペコペコだったそうです。

「おうちに帰ってすぐにごはんをモリモリ食べていました。おかわりの要求もしてきたほどです」

雪道の散歩が大好き　注意も必要

　九ちゃんが大好きな、雪の中での散歩。しかし、危険もいっぱいです。飼い主さんは、愛する九ちゃんを守るため、十分に注意していることがあると話します。

「フワフワの雪道以外にツルツル滑る雪道もあるので、九が滑って脱臼しないよう、飼い主は転ばないよう、気をつけています」

　冬はまだまだ続きます。優しい飼い主さんとともに、雪の中の散歩をたくさん楽しむ九ちゃんの姿が見られそうですね。

○取材協力：キュキュ（柴犬の九）（@gBETQs4FK71tz68）さん

（Hint-Pot編集部）