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罹災証明書用の写真撮影やライフライン復旧時の注意点など 政府広報が災害時の対処まとめを投稿
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水道が止まったとき 重い水の運び方と簡易トイレの作り方
災害時は、ライフラインの復旧までに時間がかかる場合も。自宅や避難所などで水道が止まってしまうと、困るのはトイレです。
生活用水を十分に確保できても、トイレまで重い水を運ぶことになります。その際、ポリタンクやカートなどがあれば運びやすいですが、ない場合が多いのではないでしょうか。そんなとき、ポリ袋と風呂敷やリュックサックなど、ほかのもので代用できるといいます。
○ポリ袋&風呂敷
1. 水を入れたポリ袋を風呂敷にのせる
2. 隣り合う両端を2人で持つ
○ポリ袋&リュックサック
ポリ袋を二重にしてリュックで運ぶ
また、水洗トイレが使えないこともあります。その際は、便座にポリ袋をかけて簡易トイレを作るといいそうです。
○水洗トイレが使えないとき
1. 便座を上げ、ポリ袋ですっぽり覆う
2. 便座を下げる
3. 2枚目のポリ袋を上からかぶせる
4. 細かくちぎった新聞紙を入れる
エコノミー症候群にならないために… 災害時に気をつけたい体調管理
災害時、避難所生活が長くなってくると気をつけたいのは体調管理です。寒いこの時期は、風邪やインフルエンザなどの感染症にも気をつけたいところですが、個人に割り当てられた狭い空間に長時間、同じ体勢でいると血のめぐりが悪くなり、血栓ができて肺に詰まるおそれが出てきます。
エコノミークラス症候群と呼ばれる疾患ですが、その予防には、軽い運動やストレッチなどが効果的。同じ体勢を長時間し続けないことが大切です。
○狭い場所でもできるストレッチ
1. 足の指でグーパーを繰り返す
2. 上下につま先立ちする
3. つま先を引き上げる
4. 膝を抱え、足首を回す
5. ふくらはぎを軽くもむ
○エコノミー症候群の予防法
1. 水分をこまめに取る
2. アルコールやカフェイン飲料を控え、禁煙をする
3. ゆったりとした服装にする
4. 眠るときに足を高くする
必要なときにすぐ使える情報というだけでなく、急な停電などの場合にも覚えておきたい知識。身の安全を確保するとともに、二次災害を防ぐためにも役立てたいですね。
(Hint-Pot編集部)