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エリザベス女王 胸に飾った5つのポピーブローチにこめられた「秘密」
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戦没者追悼の式典で思わず涙を流すシーンも キャサリン妃やメーガン妃はひとつ
11月11日のリメンブランス・デーに伴い、現地時間10日、英ロンドンのホワイトホールにある戦没者追悼碑の式典にロイヤルファミリーが出席。エリザベス女王をはじめ、キャサリン妃、カミラ夫人、メーガン妃らがバルコニーから見守る姿も報じられた。この時期になると、王室メンバーも戦没者へ追悼の意を表すために少なくともひとつの赤いポピー(ヒナゲシ)の花(造花)をモチーフにしたブローチをつける慣習がある。ヘンリー王子が来日してラグビーW杯を観戦した際も、襟元にひとつの赤いポピーブローチをつけていた。エリザベス女王は“最多”の5つのポピーブローチを着用することが多いという。その数の「秘密」を英雑誌が特集した。
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戦没者を追悼するリメンブランス・サンデーとなった10日、エリザベス女王は、キャサリン妃とカミラ夫人とともにバルコニーに姿を見せた。式典前にキャサリン妃となにか話す様子もキャッチされたが、女王が涙を手で拭うシーンが印象的で現地メディアが一斉に報じた。
エリザベス女王はこの日、黒を基調にした上品な装いに一段と目立ったのが左襟元につけられた真っ赤なポピーの花のブローチだった。5つの赤い花がブーケのように並び、リボンのブローチとともに際立っていた。キャサリン妃はひとつ、カミラ夫人は3つ。別のバルコニーに立ったメーガン妃もひとつの赤いポピーブローチをつけていた。
王族の女性が身につけるポピーの数に決まりはないようだが、英雑誌「ハロー」によると、エリザベス女王は「5つ」のポピーブローチをつけているケースが多いと伝えた。そして、公式には発表されていないが、実はこの5つに女王の思いがこめられいるという。記事によると「女王がつけている5つのポピーの花にはそれぞれ意味があって、戦争においての陸軍、海軍、空軍、市民防衛そして女性と考えられています」と、ポピーブローチの秘密を伝えている。
(Hint-Pot編集部)