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初訪日で「もう2回食べた」 米国人男性が気に入った日本の定番グルメとは
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料理のバリエーションが豊富な日本。ひとつのメニューでも種類が多く、地域ごとの特色の違いも楽しめます。皇居外苑で出会った米国人は、日本各地をめぐる旅を前に、ある料理を気に入り、行く先々で食べることを確信していました。いったい、どんなグルメを食べ歩くつもりなのでしょうか。
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「これから京都、大阪、姫路、広島にも」
美しい緑に囲まれた空間ながら、東京の中心地といった趣もある皇居外苑。そこで出会ったのが、初来日した米国人のゲイブリルさんです。
留学中の友人に会うために日本へ。到着してからまだ数日ですが、日本について「とにかくきれいで秩序がある」と感じているそう。さらに、お気に入りの日本食を見つけたといいます。
「日本食で一番のお気に入りは、なんといってもラーメンだ」と言うゲイブリルさん。多くの外国人観光客が魅了される定番グルメの虜になったようです。
来日したばかりですが「もう2回食べたよ(笑)。一蘭と秋葉原のお店」と話し、2週間の滞在期間中に、いろいろなラーメンを食べるつもりだそう。
「これから京都、大阪、姫路、広島とかにも行くから、もっとラーメンを食べるのは間違いないな」
そう言って、訪れる先々でラーメンを食べることを楽しみにしているゲイブリルさん。外国人観光客には豚骨系が人気のようですが、定番のしょうゆ、塩、みそのほか、“ご当地ラーメン”と呼ばれる、その土地に根づいたラーメンもあります。
たとえば、ゲイブリルさんが足を運ぶ予定の広島では、東側はしょうゆ系の尾道ラーメン、西側は豚骨系の広島ラーメンなど、エリアで特色の違いが。さまざまな料理を進化させることに長けた日本の食文化が、ラーメンのバリエーションの多さにも表れているようです。
味や匂いといった感覚は、記憶に残りやすいといわれています。各地で食べるラーメンの味わいで、日本の思い出がしっかり刻まれそうですね。
(Hint-Pot編集部)