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保温力がアップする毛布の使い方 ポイントは頭と毛布の位置を合わせること 警視庁が紹介し感謝の声

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

毛布は使い方を工夫すると保温効果がアップ(写真はイメージ)【写真:写真AC】
毛布は使い方を工夫すると保温効果がアップ(写真はイメージ)【写真:写真AC】

「令和6年能登半島地震」の被災地では、厳しい寒さが続いています。物資に限りがある避難所生活では、低体温症や冷えからくる体調不良に注意が必要です。防災情報を発信している、警視庁警備部災害対策課の公式X(ツイッター)アカウント(@MPD_bousai)は、限られたものでできる暖の取り方を紹介。感謝の声が上がっています。

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避難所の床に熱を奪われないためにできる工夫とは

 避難所の体育館などは、床が非常に冷えています。冷たい床に直接体をつけると体温が奪われてしまうため、横になるときなどには工夫が必要です。ただし、毛布を直接床に敷いて使用するのは、放熱しやすいためNG。毛布を使うときは、段ボールと組み合わせて使用すると保温性がアップするといいます。

 同課は床からの冷気を防ぐ、段ボールと毛布の使い方を紹介しています。

1. 段ボールの上に毛布を敷く
2. 毛布の上に寝転ぶ ※ポイント:頭の位置と毛布の上端を合わせる
3. 毛布の左右の端を顔が出るように重ねて体をくるむ ※ポイント:首元になるべく隙間がないようにすると保温効果アップ

「毛布から足が出たり重ならない部分は、衣類で覆います。さらに毛布があれば普通にかけて効果倍増です」とのこと。ジャンパーなどの衣類があれば、足先など冷えやすい部分を覆うと良さそうです。

 投稿には6000件を超える“いいね”が。リプライ(返信)には「床の冷気はきついです。ありがとうございます」「普通の人でも敷き布団の下に毛布敷くと暖かさ倍増ですから」「自分自身を守れるのは、自分だけですもんね」など感謝の声が寄せられています。

(Hint-Pot編集部)