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「神龍か!?」 公園で撮影された“昇り龍”のような一枚 4万人が注目した驚きの正体とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

青空に向かって飛び立つ龍のようなリュウゼツラン【写真提供:増永元 Glass Artist(@masunaga_gen)さん】
青空に向かって飛び立つ龍のようなリュウゼツラン【写真提供:増永元 Glass Artist(@masunaga_gen)さん】

 2024年は辰年。十二支のなかでは唯一、架空の生き物である龍を意味します。X(ツイッター)では、天高く昇る龍のように見える植物が話題に。体をくねらせながら青空へ向かうかのような姿に驚きの声が上がり、4.3万件もの“いいね”が集まっています。投稿主の増永元 Glass Artist(@masunaga_gen)さんに詳しいお話を伺いました。

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天に向かって上昇する龍のように見える植物

「リュウゼツランの昇り龍」

 そんなひと言が添えられた写真には、中南米原産の大型多肉植物「リュウゼツラン(竜舌蘭)」が写っています。数十年かけて生涯に一度、花を咲かせるというとても珍しい植物。結実すると枯死するのが特徴で、その姿はニュースになるほど希少です。

 増永さんが投稿したリュウゼツランはすでに枯れていますが、太いつるが波打つように上空へ伸び、まるで昇り龍のようです。

 この写真がXで公開されると、瞬く間に4.3万件の“いいね”を集めました。リプライ(返信)には「これは龍に見えますね! お見事!!」「あまりにもドラゴン」「まさに昇り龍ですね」「神龍か!?」「縁起がいいですね」など多くのコメントが寄せられ、驚きの声が上がっています。

リュウゼツランとガラス作家の不思議な出会い

 増永さんが初めてこのリュウゼツランを目にしたのは、2023年11月のこと。趣味にしているカメラを携えて近所の大きな公園を散歩しているとき、たまたま目に留まったそうです。

「最初に見たときは、『なんじゃこりゃ。おもしろい曲がり方をした変な植物だな』と思いました(笑)。『この不思議な形の植物は何?』と思って撮影していましたが、下からのアングルで数枚撮影してるうちになんか昇り龍っぽいなと……」

 そのとき撮影した写真も、「昇り龍みたいでカッコイイ」とコメントを添えてXに投稿した増永さん。その投稿のリプライで、この植物がリュウゼツランが枯れたものであることを知ったそうです。そして、年が明けた1月7日、増永さんは再び公園へ行き、さらにアングルにこだわって追加撮影を行いました。

「今回の写真は、龍っぽく見える構図を狙って撮影しました。思った以上に昇り龍っぽく撮れたことと、辰年という話題性も加わって注目を集めたのかもしれません」

 ちなみに、増永さんがリュウゼツランを撮影しているとき、すぐ横の道には散歩している人がたくさんいましたが、誰も気に留める様子はなかったそう。それがとても不思議だったといいます。

増永さんが手がけたとんぼ玉【写真提供:増永元 Glass Artist(@masunaga_gen)さん】
増永さんが手がけたとんぼ玉【写真提供:増永元 Glass Artist(@masunaga_gen)さん】

 実は増永さんは、バーナーワークという手法を得意とするガラスアーティスト。「身近な生き物たちの魅力を伝えたい」という思いで創作活動を始め、美しい海の世界をミニチュアアートで表現しています。日々、生き物と向き合う増永さんだからこそ、このリュウゼツランに目が留まったのかもしれませんね。

(Hint-Pot編集部)