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小学校の通路に突如出現した“エビフライ”がアート過ぎる “食材”は落ち葉 ネット「染色体?」
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舞い落ちる枯れ葉が冬の到来を告げる中、小学校に出現した“落ち葉エビフライ”が注目されています。アート過ぎるこの写真がX(ツイッター)に投稿されると8万件もの“いいね”が寄せられるなど大きな反響を呼びました。材料はエビ……ではなく、落ち葉のイチョウとモミジ。もちろん食べられませんが、思わず食欲をそそられます。撮影したちはるさんに詳細を聞きました。
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校務員さんの奇抜アイデア 寒い朝でも児童が笑顔
話題の写真が撮影されたのは京都府内の公立小学校。ちはるさんは「落ち葉アート」のハッシュタグとともに「今朝の校務員さん作品 子どもたちに大人気のヤツ」とポストすると、Xユーザーから「染色体かと思ったら…海老フライ!」「食べたいなぁ」「ちょうどお昼時、お腹空いたぁー」「食欲の秋ですねー」などの声が続々と寄せられました。
ちはるさんは毎朝、登校班の見守りをしてからそのまま出勤しているため、落ち葉アートはいつも1人で見ているといいます。「運動場へ行く途中の場所で校務員さんが落ち葉アートをされているので、児童たちが『今日は○○?』と校務員さんとクイズをしているところをよく見ます。時々顔を合わせる先生方の中には、写真を撮っておられる方もいらっしゃいます」と登校時のほほえましい1コマを紹介してくれました。
それにしても奇抜過ぎるアイデア。作成した校務員さんはどんな方でしょう?
「温厚で優しい方です。毎朝、落ち葉の量が違うので、その量や季節感などを考えてアートを決めておられるようです。エビフライについては見た限り材料はイチョウとモミジだと思います。いつもはイチョウの木の下で落ち葉アートをされています。モミジは運動場近くにあるので、ここまで運んで来たのかな?」と想像しています。
落ち葉はその都度清掃されるため、毎日違った“作品”が発表されているようです。ちはるさんも去年の秋から校務員さんの落ち葉アートを連日のように投稿してきました。「実はエビフライは去年も作られており、校務員さんから『去年のいちばん人気の作品だった』と聞いていました。今年は少しグレードアップした作品になっていましたね。今回の投稿はとにかくすごい反応で通知が鳴り止みませんでした。校務員さんをたたえるコメントばかりで、心が温かくなりました」。
朝晩の冷え込みが厳しくなる中でも、心がほっこりする毎朝の落ち葉アート。児童たちの笑顔が目に浮かぶようです。
(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)