どうぶつ
15歳の柴犬が信号待ちで「遭難しかけました」 一瞬で雪まみれになった衝撃の一枚が話題に
公開日: / 更新日:
北海道札幌市では、ひと冬の降雪量が5メートル近くに及ぶそうです。そうなると大変なのが、いぬの散歩。X(ツイッター)では、散歩中にほんの少し信号待ちをしていた柴犬が遭難しかけてしまったという、驚きの一枚が話題になっています。黒い被毛の上に真っ白な雪が降り積もり、まるで白柴のように。そのときの様子について、飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
◇ ◇ ◇
白銀の世界を散歩する柴犬 雪で覆われて体中真っ白に
「信号待ちしていたら遭難しかけました」
そんなコメントが添えられた写真には、雪道に佇む柴犬が写っています。四つ足が雪に埋もれ、顔や体は雪まみれに。鼻の上には、丸い玉のように雪が積もっています。
背景が雪で白くかすみ、柴犬がぎゅっと目をつぶっていることからも、強い吹雪で立ち往生してしまっている様子がうかがえます。
そんな驚きの写真がXで公開されると、あっという間に4.5万件の“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には「マジか?」「かわいいって雪かぶりすぎ」「すごい雪」「頑張れ!」「うわあ大変 急いでブルブルして」「ひえええ 凍りつきそう」など、驚愕する声がたくさん寄せられています。
雪の中の散歩もなんのその! ブルブルひと振りで体の雪を払うガッシュくん
北海道札幌市で暮らしている、柴犬の男の子で15歳の「ガッシュ」くん。素敵なお名前は、人気漫画「金色のガッシュ!!」の主人公が由来です。
飼い主さんに長年かわいがられ、シニアになったガッシュくん。いつまでも健康で長生きするためには、冬季であっても散歩が欠かせません。朝晩1日2回、必ず散歩に出かけているそうです。
話題になった写真は、ある朝、散歩へ出かけたときに撮影されたもの。出かける前から雪が降っていたといいます。
「散歩中、雪が強く降ったり、弱く降ったりを繰り返していました。この写真を撮影したときは、ピークに達して吹雪いていましたね」
このとき、ガッシュくんと飼い主さんが信号待ちをしていたのは、わずか1分ほど。その短い間にガッシュくんは、元の姿がわからなくなるほど雪にまみれてしまいました。
「そのまま10分くらいかけて歩いて帰りました。こちらの雪はサラサラとした粉雪のため、体を軽くブルブルするだけできれいに取れるので心配ありません」
ガッシュくんにとって、雪はとても身近なもののようですね。これからも飼い主さんと一緒にたくさん散歩を楽しむことでしょう。
○取材協力:つるてん@柴犬のガッシュ15歳(@turuten)さん
(Hint-Pot編集部)