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入院中の食事に衝撃を受けた日本人女性 スイスで驚いた病院食とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

スイスで第3子を出産したAmiさん(画像はスクリーンショット)
スイスで第3子を出産したAmiさん(画像はスクリーンショット)

 患者の状態に合わせて提供される病院食。その内容は、世界各国で違いがあります。スイス在住の日本人YouTuberのAmiさんは昨年10月、スイスで第3子を出産。体調もだんだん落ち着き、最近では自身のYouTubeチャンネル「Ami’s Life スイス4人暮らし」で、陣痛が始まってからのことや、入院中の様子などを紹介しています。今回注目したのは、スイスの病院食。日本との違いに驚いてしまったといいます。

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スイスの伝統料理やパンも

 スイス人の夫、ファビオさんとの結婚を機にスイスへ移住したAmiさん。長男のミオくんと次男のリオくん、そして3か月前に誕生した三男のソノくん、3人の男の子の子育てに奮闘中です。3子ともにスイスで出産しているAmiさんですが、入院中の食事には驚いたようで、提供された病院食を動画で紹介しています。

 出産翌日の夕飯に出てきたのは、ツナのソースが添えられたローストビーフと付け合わせの野菜、パプリカのサラダ、パンとバター、野菜スープ、リンゴ丸々1個です。人が作ってくれたごはんを久々に食べて、うれしそうな様子のAmiさん。野菜たっぷりのメニューに大満足したようです。

 続いて、2日目の昼食は、ブラウンソースがかかったチキン(鶏むね肉)、ベイクドポテトと野菜、麦スープ、サラダ、マンゴーが並びました。昨晩のメニューに比べて、種類もボリュームも満点です。なかでも注目は、スイスの郷土料理である「ゲルシュテンズッペ」というスープ。Amiさんは、「どろどろとしているスープで、お野菜とかハムとかがちょっと入っている、とっても大好きなスープです」と説明しています。

 入院中最後の夕食は、オムレツ、マッシュポテト、麦スープ、バナナ1本。さらに、Amiさんが「ちょっと変わっています」と驚いたのは、袋に入ったココアでした。オムレツは学校給食を思い出させる味だったそう。また、昼食に続いて主食はジャガイモでした。Amiさんによると、スイスではイモを主食にすることが多いようです。

 そして、最終日の朝食。編み込んだ形状が特徴的な、スイスの伝統的なパン「ツォップ」にハチミツとバター、洋梨、紅茶、オレンジジュース、ヨーグルトが提供されました。飲み物が2種類も提供されるのは驚きですね。入院中は毎朝同じメニューだったそうで、パンとジャム、ヨーグルトは種類を選ぶことができたといいます。

 ところ変われば、食も変わります。日本の病院食は、塩分控えめで淡白なメニューが多いイメージですが、スイスではソース付きの肉料理や、たっぷりの野菜が目を引きました。コメント欄には「リンゴ、洋梨が丸ごと出てくるあたりはやはり日本と違うなって思いました」「Amiさんの病院食はいいですね。ほかの海外の病院はパンばかりでしたよ」「食事やスープが独特ですね」など、驚きの声が寄せられました。

 こうして3日間の入院生活を送り、無事にソノくんと退院したAmiさん。これからも日本とスイスのさまざまな文化の違いを元気に発信していってほしいですね。

(Hint-Pot編集部)