どうぶつ
インコの激しすぎる“かまってアピール”に爆笑 ユニークな体の動きが「独特すぎる」
公開日: / 更新日:
動物たちが“かまってアピール”をしてくると、忙しい手をついつい止めてしまいますよね。しかし、そのアピールもあまり独特だと、思わず目を奪われて見入ってしまうことも。X(ツイッター)では、飼い主さんの気を引こうと、ユニークなリズムで必死にアピールする鳥が注目を集めています。当時の状況について、飼い主のトリアタマ(@torinosimobe)さんに詳しいお話を伺いました。
◇ ◇ ◇
飼い主さんにかまってほしいコザクラインコのアピールにキュン
「かまえアピールが独特すぎる」
そんな一言が添えられた動画には、ケージの中から食い入るように前方を見つめるコザクラインコが映っています。しばらくすると、体を上下に動かしながら、くちばしをケージに打ちつけて、コンコンと音を鳴らし始めました。
「早く! こっち見て!」と訴えるように、勢いよくコンコン、コンコンと音を立てる表情は真剣そのもの。ケージの網目にピタリと顔を収めて、独特なリズムで音を鳴らし続けます。
このかわいらしい姿を収めた動画がXで公開されると、2000件を超える“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には「むっちゃ笑わせていただきました。ありがとうございます」「最高~!」「昔飼っていたうちのコザクラちゃんも同じことしていました かわいすぎますよね」「逆に個性的でかわいい」など、悶絶する声が寄せられています。
里親募集をされていたピチクリちゃんと運命の出会い
多くの人のハートを射抜いたのは、コザクラインコの女の子で6歳の「ピチクリ」ちゃん。トリアタマさんは、よく噛みつくピチクリちゃんのことを、カミツキガメから転じて「カメ」という愛称で呼ぶこともあるそうです。
ピチクリちゃんは、とても甘えん坊。トリアタマさんには、いつも自分のことを見ていてほしいものの、触られるのは苦手なのだとか。手を差し出そうものなら、容赦なく噛みつくツンデレな一面もあります。
「自分のことを誰も見ていないとわかると、大騒ぎする寂しがり屋です」
ピチクリちゃんとトリアタマさんは、2018年11月、里親募集アプリを介して出会いました。当時、ピチクリちゃんは、1歳でした。
元の飼い主さんが高齢のためお世話ができなくなり手放さざるを得なくなったこと、そして里親には「“手乗り崩れ”(※)で飼育が難しいため、鳥に詳しい人」が望まれていました。(※編集部注:もととも手乗りだった鳥が手などに乗らなくなること)
「私は、愛玩動物飼養管理士の資格取得のため勉強をしながら、『自分の手でどうぶつを幸せにしたい』という思いを抱くようになっていました。ピチクリの里親募集を目にして、『うちで大切にお世話をしたい』と思い、すぐに応募。ピチクリをお迎えしました」