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1歳の誕生日に一升の… ジョージア大使の読み間違いに温かな声が殺到 「きっと同じご利益ある」
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流暢な日本語とウィットに富んだ投稿で人気を集める、ジョージアの駐日大使館で特命全権大使を務めるティムラズ・レジャバさんのX(ツイッター)アカウント(@TeimurazLezhava)。今回注目を集めたのは、娘さんの1歳の誕生日を日本ならではの風習でお祝いしたときのこと。日本文化に対する造詣も深いレジャバさんですが、少々失敗をしてしまい「再発見する良い学び」になったといいます。
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「娘が一升瓶を運ぶチャレンジをお納め下さい」
3人の娘を持つ父親であるレジャバさん。19日には、三女の三三(ミサ)ちゃんが1歳の誕生日を迎えました。当日、レジャバさんは「今日は要人の接待です」と、誕生日をお祝いする様子を披露。すると、そこに「一升餅は背負わせるのですか?」という質問が届いたそうです。
一升餅とは、「一升(一生)食べ物に困らないように」という願いを込めて、1歳の誕生日を迎えた子どもに一升分の餅(約1.8キロ)を背負わせる、日本の風習。そこでレジャバさんは、やってみることにしたようです。
「出来事が多く何のニュースを追えば分からないと思うので、今日で一才になった娘が一升瓶を運ぶチャレンジをお納め下さい」
そんな一言が添えられた投稿には、グレーのトートバッグを背負う三三ちゃんの写真と動画が。しかし、バッグの中には餅ではなく、一升瓶が入っています。どうやら「餅」と「瓶」を見間違えてしまったようです。
不思議に思ったもののやってみたというレジャバさん
投稿は注目を集め、2.8万件もの“いいね”が。リプライ(返信)には、「一升餅も一升瓶の中身も、もとはお米だからきっと同じご利益あると思います」「これは力強い!」「一升瓶持ってこんなにこにこしてたら将来大物だわ」「餅と瓶の間違い好きです」など、温かい言葉が並びました。
レジャバさんはリプライを見て、「『初めて聞く…』『お酒の瓶を赤ちゃんに…』など少し不思議に思ったのですが、案の定『瓶』ではなく『餅』だということに後で気付きました」と、その心境を明かしています。
知らない文化であっても、果敢に挑戦して、日本への理解を深めようとしてくれるレジャバさんに、思わず感激してしまいますよね。レジャバさんは「漢字は似てても全く違うものになり得ることを再発見する良い学びにさせて頂きます」と締めくくっています。
(Hint-Pot編集部)