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「この発想はなかった」 警視庁が教える「簡易加湿器」が目からウロコ 簡単アイデアに驚きの声
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冬の避難所生活は、寒さだけでなく乾燥対策も必要になります。しかし、限られた物資のなかで、加湿器をそばに置くことは困難です。そこで、警視庁警備部災害対策課の公式X(ツイッター)アカウント(@MPD_bousai)が紹介したのは、「簡易加湿器」を作る方法。加湿器がなかったり、壊れてしまったりしたときなど、平時でも使えそうな驚きのアイデアに注目が集まっています。
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新聞とバケツがあればOK
感染症予防には、手洗いうがいや換気のほかに「湿度」が大切と言われています。空気が乾燥していると、ウイルスを含んだ飛沫の水分が蒸発し、長い時間空気に飛散しやすくなります。また、気道粘膜の防御力が低下し、感染症にかかりやすくなるおそれも。
とくに人が集まる避難所などでは、感染症がまん延しやすいため、加湿が欠かせません。そこで同課が紹介したのが、新聞紙とバケツだけで作れる「簡易加湿器」です。
【方法】
1. 新聞紙を丸めて筒状にする
2. バケツに入る分だけ、筒を作る
3. バケツに水を張り、2の新聞紙を縦に入れる。「簡易加湿器」と表示しておく
目からウロコのアイデアは、Xで4000件を超える“いいね”を集めました。リプライ(返信)には、「バケツと新聞紙 素晴らしい」「この発想はなかったです。ありがとうございます」「子どもでも協力すればできる素敵なアイデアだと思います」などの声が寄せられています。
加湿器がない場合の、昔ながらの対策として、ストーブの上でヤカンの湯を沸かす方法があります。しかし、人通りが多い場所だとぶつかったり、余震などで揺れて倒れたりしてやけどする可能性も。この方法なら、けがや火事の心配なく加湿することができそうです。
また、加湿器が家にない場合も、乾燥が厳しい日などに活用したいですね。
(Hint-Pot編集部)