子ねこはとても好奇心旺盛。何か作業をしている最中に邪魔をされた経験がある飼い主さんもいるでしょう。今回ご紹介するのは、新聞紙で袋を作ろうとしていた飼い主さんに、じゃれついてくる子ねこ。その一部始終を収めた動画が、X（ツイッター）で13万件以上の“いいね”を集める話題になっています。当時の状況について、飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
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なかなか袋を作ることができない飼い主さんとじゃれる子ねこ

「部屋のゴミ袋に新聞を折って作る袋を使ってるんだけどねことの攻防撮れてた」

　そんなひと言とともに投稿された動画には、飼い主さんの腕にじゃれつく子ねこが映っています。飼い主さんは新聞を折って、袋を作ろうとしていました。しかし、子ねこが腕に飛びかかったり、新聞紙をたたいたりしてなかなか作業が進みません。

“ふたり”の微笑ましい攻防戦がXで公開されると、13.5万件の“いいね”が集まりました。リプライ（返信）には、「めっちゃアクティブ子ねこだあ……」「これは無理だ……」「ゴミ袋は何個完成したんでしょうか？」「かまってが激しい」「進まなくてほっこりする」など、さまざまなコメントが集まっています。

野良ねこがくわえてきた子ねこを保護　名前に込められた思い

　動画に登場したのは、元野良ねこの女の子「幸（こう）」ちゃん。生まれたばかりのこうちゃんをくわえてやってきた野良ねこが「幸（さち）」と呼ばれていたことから、保護した飼い主さんの親戚が名付けたそうです。保護当時は、とても弱っていたこともあり、「幸せになるように」「幸せをつかんだから」という意味も込められています。

「親戚宅にはすでに3匹のいぬとねこがおり、14年飼っていたねこを亡くしたばかりの我が家に『飼わない？』と声がかかったことがきっかけでお迎えすることになりました。亡くなったねこは、同じ茶トラの女の子だったので、家族と『生まれ変わって帰ってきたのかも』と話していました」

　話題になった動画で、飼い主さんは新聞紙でゴミ袋を作っていました。しかし、こうちゃんはかまってほしかったのか、なかなか作業をさせてくれなかったそう。

「9つの袋を作るのに20分くらいかかりましたが、こうはその間ずっと遊んでいました。後半は疲れていたようで、袋が完成すると遊び疲れてぐっすりと眠っていました」

　普段から、とにかくやんちゃで物怖じしないというこうちゃん。生後3か月ということもあり、今は何に対しても興味があるようです。これからもいろいろなことを経験しながら、元気いっぱいに成長してほしいですね。

○取材協力：ジボ（@syumar0）さん

（Hint-Pot編集部）