どうぶつ
カゴから溶け出す元保護ねこ 伸びながら眠る姿にほっこり 「“ねこは液体”ですもんねー」
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ねこは体がやわらかく、寝ている間にユニークな体勢になることがあります。今回ご紹介するのは、窓辺に置かれたカゴで寝ていたねこ。体は脱力し、まるでカゴから流れ出たような体勢になっています。“ねこは液体”を証明するかのような写真について、飼い主の類(@ruuiruiruirui)さんに詳しいお話を伺いました。
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溶けてる!? カゴの中から身を乗り出して寝るやちちゃん
漫画家として活躍する類さんのおうちには、茶トラの女の子「やち」ちゃんと「ちよ」ちゃん、ベンガルキャットの「もも」ちゃんが暮らしています。
愛猫3匹との日常を描いた漫画は、ツイッターでも大人気! 過去には、やちちゃんとの間に起こった外出前のハプニングや、ももちゃんの撫で方を間違えて逃げられてしまったエピソードを描いた漫画が注目を集めました。
ねこたちとのユニークな話題が尽きない類さんの日常に、新たな彩りを添えたのはやちちゃんです。ある日、やちちゃんは日の光が降り注ぐ窓辺に置かれたカゴの中から、身を乗り出すように眠っていました。その姿は、まるでカゴからあふれた液体のようです。
やちちゃんはこのとき、カゴから身を乗り出したまま10分ほど寝ていましたが、しばらくするとカゴの中で丸くなって気持ち良さそうに寝ていたそうです。
「この日は、朝からわりと暖かかったのと、日差しが強かったので全身で光を浴びたかったのかもしれません」
類さんは「溶けてる 今朝暑いもんねぇ」とのコメントを添えて、2枚の写真をツイッターに投稿。すると、6000件近い“いいね”を集めました。リプライ(返信)には「溶けて伸びてる~」「“ねこは液体”ですもんねー」「ふにゃふにゃですね かわいいです」など、液体化するやちちゃんの姿に夢中になる声が寄せられています。
ひとりぼっちで鳴いていた子ねこのやちちゃんを保護
類さんとやちちゃんが出会ったのは、2017年のこと。このとき、類さんは実家で暮らしていました。
ある日、お母さんから「近所の病院の前で鳴いている子ねこがいる」と聞いた類さんは、急いで現場に向かいました。そばに母ねこやきょうだいがいなかったことから、保護することに。そうして迎えられたやちちゃんは、もうすぐ5歳11か月を迎えます。
類さんにたくさんの愛情を注がれながら、ももちゃんやちよちゃんと幸せに暮らすやちちゃん。5月24日に発売された書籍「しまねこ3姉妹と暮らしています」(KADOKAWA刊)では、3匹と類さんの癒やしあふれる日常が描かれています。
(Hint-Pot編集部)