どうぶつ
「めちゃくちゃ寒いとやるお家芸」 ブランケットを背中にかけたまま階段を下りるねこ
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寒い朝は、布団からなかなか出られないものです。毛布を肩にかけてぬくもりに包まれたまま、起きてくるツワモノもいるのではないでしょうか。それはペットたちも同じようで、ブランケットを肩にかけたまま階段を下りてくる1匹のねこが、X(ツイッター)で注目を集めています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
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ブランケットだけは手放さないねこ 背中にかけたまま移動する姿にびっくり
「めちゃくちゃ寒いとやるお家芸」
「ブランケットだけは離さにゃい」
そんなコメントが添えられた動画には、2階からブランケットをかけたまま階段を下りてくるねこが映っています。一歩一歩、背中のブランケットを落とさないように慎重に1階に下りると、そのままリビングへ。まっすぐストーブの前に歩み寄り、置かれてあった座椅子の上に座り込んでくつろぎ始めました。
この動画がXで公開されると、3.2万件の“いいね”を集めました。リプライ(返信)には「かわいいっ」「お利口さん」「最強やな」「すっごい、尊敬します」「お家芸 器用すぎる!!」「凄い意地と執念(笑)」など、多くの人を驚かせています。
ぽんたくんのためにストーブの前に設置した専用の座椅子
注目を集めたのは、11歳のスコティッシュフォールド「ぽんた」くん。性格は、超マイペースでおっとり、気分屋なところもあるチャーミングな男の子です。
ぽんたくんと飼い主さんは、ある日、出先で偶然出会いました。かわいらしいぽんたくんに一目惚れした飼い主さん。生後6か月だったぽんたくんを家族の一員に迎えることにしました。
今回の動画を撮影する前夜、飼い主さんは、2階で寝ていたぽんたくんにブランケットをかけてあげました。すると翌朝、ぽんたくんはかけてもらったままの状態で階段を下りてきました。
「3歳くらいの頃からブランケットをかけてあげたら、そのまま行動するようになりました。もともと人を笑わせてくれる子ですが、その姿を見たときは、思わず、『ぽんたらしいな』と思いました」
飼い主さんは、ぽんたくんが寒くないように日頃から工夫を重ねているそうで、「人間がいないときはストーブを消すので、ねこ用のコタツを用意しています」といいます。
「危ないので、ストーブに近づきすぎているときは離すようにしていますが、気づくとすぐに近づいてしまうので、定位置を教えてあげるために座椅子を用意しました。そこに座るように促しています」
ブランケットを背中にかけたまま歩く姿はもはや“お家芸”ですが、ぽんたくんには、ほかにもお家芸があるそうなのです。それが、「イモムシ」。
「実は『イモムシ』と呼ばれているお家芸があります。自宅の前で体をくねくねさせる姿なのですが、フォロワーさんからは『かわいい』と好評です」
YouTubeチャンネル「CatsLife」では、ぽんたくんやほかのねこちゃんたちのかわいらしい姿をたくさん見ることができますよ。
○取材協力:ぽんた こと癒し家P師匠(@ponta_master)さん
(Hint-Pot編集部)