うたた寝から目を覚まし、起き上がった1匹のねこ。頭や頬の被毛に寝癖がついてピーンと立ち上がり、爆発したようになっています。そのおもしろすぎる姿に、6.2万人が大笑い。X（ツイッター）で大反響を呼んだ写真について、飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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寝癖がついて癖強めの姿になったねこ

「今起きた……」

　そんなひと言が添えられた写真には、目を閉じて座り込む長毛のねこが写っています。その頭や頬の被毛は、寝癖がついて大爆発。元の姿が想像できないほど変わり果てたねこに、思わず目を奪われてしまいます。

　この写真がXで公開されると、6.2万件の“いいね”を集める大反響を呼びました。リプライ（返信）には「最高w」「ライオンさんみたい」「That’s amazing（すごいですね）」「……どんな寝方したらこんな素敵なことになるんだい？　かわいすぎて撫で回したくなるじゃないですか～」など、国内外からさまざまな声が寄せられています。

いつもと違うぜんくんに同居ねこは「我関せず」

　注目を集めたのは、3歳の長毛ねこ「ぜん」くん。ゴージャスな茶白の被毛が素敵な男の子です。ぜんくんは、ソファの背もたれの上で眠るのが大好き。このときも、ソファでくつろぐ飼い主さんを見下ろしながら、うたた寝をしていました。

　飼い主さんはぜんくんを撫でながら、毛玉ができていないかチェック。すると、ぜんくんがむくりと起き上がったそうです。その姿を見てびっくり！　寝癖がついて、頭や頬が爆発した姿になっていました。

「ぜんは撫でられたり、ブラッシングされたりするのが好きな子。撫でながら、毛の根元に毛玉ができていないか細かく確認をしていたところ、目を覚ましたのですが……。寝癖がついて、すごい寝起き姿になっていました」

　ボサボサの頭で「今起きた……」と訴えるぜんくんを目にした飼い主さんは、「なんともいえない表情がとてもおもしろく、また、愛おしく感じました」と振り返っています。

「少しの間、“かまってアピール”をしたあと、なんとなく寝癖に違和感を覚えたようでブルブルと頭を振っていました。そのあと、手ぐしで寝癖を直してあげたので、イケメンに戻っています」

　ちなみに、飼い主さん宅では、元保護ねこを含む5匹の“きょうだい”も一緒に暮らしています。いつもと違うぜんくんの姿を目にしても、ほかのねこたちは「我関せず」といった様子だったのだとか。

　飼い主さんは、2023年8月、香川県仲多度郡多度津町で飲食店・保護ねこカフェなどを運営する複合型施設「necobokko CAFE（ねこぼっこカフェ）」をオープン。「障がいのある方々と一緒に働く保護ねこ施設を作る」「保護ねこボランティア団体への寄付につながる商品を作る」という目標を実現しました。

　カフェの最新情報はインスタグラムアカウント（necobokkocafe）で見ることができます。また、ネットショップでは、いぬやねこの保護ボランティア団体への寄付につながる商品も販売中です。

○取材協力：さとう@猫ぼっこ（@necobokko）さん

（Hint-Pot編集部）