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「日本の良いところ」はどこ? ベルギー人が食の次に感動 日本では当たり前の光景とは
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安全性や利用者のマナーの良さなど、日本の公共交通機関は世界中で高い評価を得ています。実際に、日本で電車やバスを利用し、感激する外国人は少なくありません。ベルギーからやってきたという3人組も、「日本の良いところ」について公共交通機関を挙げました。いったい、どんなところに魅了されたのでしょうか。
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日本の食べ物を楽しむために再訪日
訪日2度目というベルギー人のアントニーさん、グエンさん、マティアスさん。今回の旅のメイン目的は、“食”だといいます。3人はおいしい日本の食べ物を求めて、築地場外市場で食べ歩きを楽しんでいました。
初訪日のときは、豊洲市場にも足を運んだそう。さまざまなお店をめぐり、おいしいものにもたくさん出合いました。アントニーさんに好きな日本の食べ物について聞くと、「たくさんあって選べないよ!」との答えが。どんな食べ物も、アントニーさんにとっては最高の一品だったようです。
もちろん、グエンさんとマティアスさんも日本の食べ物が大好き。グエンさんはタコを使った料理、マティアスさんは寿司やラーメンなどの定番グルメを挙げていました。
公共交通機関も日本の魅力 時間の正確さに感激
食事以外で日本のどんなところに魅力を感じるかを質問すると、「公共交通機関!」と口をそろえた3人。東京都内を移動するときには、電車を利用していたそうです。アントニーさんは、信頼性の高さを感じたといいます。
「時間通りにきちんと来るのが素晴らしいよね! 前回の旅行中も電車に30回くらい乗ったけど、そのなかで遅れたのはたった1回だよ。しかもたったの2分! 2分なんて、全然大したことじゃない。ベルギーなんて15分遅れることはザラにあるよ」
日本人にとって、時刻通りに電車がくるのは当たり前。少しの遅れも気になってしまうという人もいるでしょう。しかし、海外では日本に比べると遅延が日常茶飯事という国も少なくないようです。そのため、乗りたい電車にスムーズに乗れたという日本での体験は、マティアスさんたちにとって特別なことでした。
「ベルギーでは電車が来てくれただけでもありがたいと思うくらいだ(笑)。だから、ベルギーでもし、電車に乗るときは覚悟した方がいいよ」
東京以外の街にも足を運ぶ予定の3人。行く先々で、新たな日本の魅力を発見してほしいですね。
(Hint-Pot編集部)