通年出回るホウレン草は、寒い時季が旬で今がもっともおいしい季節。緑黄色野菜の王様としてもよく知られ、積極的に料理に取り入れる人も多いでしょう。ただホウレン草の根元部分はしっかり洗ったつもりでも、切ってみると土が残っていることもしばしば。今回はホウレン草をきれいに洗える簡単な方法を試してみました。

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ホウレン草の根元は土が溜まりがち

　検証には、スーパーマーケットで購入したホウレン草を、2束ずつに分けて行いました。

　一方は、いつも行っている自己流の洗い方。もう一方は裏ワザを試します。

　根の状態を外側から見ると、土や汚れが。また、茎の根元を軽く開くと、そちらにもしっかりと土が入っていました。

いつもの洗い方は水道水で洗い流すだけ

　まずは、いつもの自己流の洗い方を試してみます。ホウレン草をそのまま水道水で洗い流しながら、茎の部分を少し開いて30秒ほど土や汚れを流します。

　表面上はきれいに見えますが、根元を見てみるとまだ土の塊が残っていました。30秒と短かったので手間はかかっていませんが、汚れも落ちきっていません。

　このまま使うと料理に土が混ざり、食べるとジャリっとしてしまう気が……。そのせいでいつも根元を少し多めに切り落としまいます。

裏ワザは水につけておくだけ

　裏ワザは、水に数分つけておくだけと超簡単。ボウルに水を張り、10分ほどホウレン草をつけておきました。その間に子どもの離乳食を作ったり、みそ汁を作る準備ができたり、待ち時間も有効活用できました。

　10分経ったところで、ホウレン草をボウルから出すと、水の中に土や汚れが落ちていました。

　ボウルから取り出したホウレン草を水道水で軽く一度洗います。根元を見てみると、いつもの洗い方とは異なり土が残っていませんでした。これであれば、根元ギリギリまで無駄なく料理に使えそうです。

　水につけておくことで、土や汚れがゆるんできれいになりました。ほとんど手間もかからず、調理を始める際にサッとセットしておけば時間のロスも防げます。すぐに実践できそうですね。

（Hint-Pot編集部）