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初来日のアメリカ人親子が驚いた日本人の規律 「明らかに異なる習慣がありました」
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海外旅行のだいご味は、食事や観光だけではありません。その土地に足を運んで初めて分かる文化の違いがあります。米国アリゾナ州フェニックスから初来日したダニエル、ベンジャミン・イートンさん親子に、日本で感じたことを聞きました。
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元交換留学生に会うために来日 息をのんだスカイツリーからの絶景
ダニエルさん親子は昨年12月に来日。1月2日に帰国するまで、札幌、東京、京都の予定で、北から西まで日本を巡りました。
目的は約30年前、アリゾナの自宅に交換留学生として滞在した日本人に会うことでした。まずは観光を楽しみ、向かったのは東京スカイツリーでした。
「私たちはそこからの景色を見て、東京にどれだけ高い建物があるかにとても驚きました。東京のいたるところにあることに、私は非常にびっくりしました」(ダニエルさん)
634メートルの高さからは天気がよければ関東平野が一望。高層ビルが立ち並ぶ首都圏の人口密集ぶりに、息をのんだと言います。
一方で、12歳のベンジャミンさんは街歩きをする中で、意外なところに目をつけました。
「車は道路の左側を走り、エスカレーターでは左側に立って、右側は歩きます。僕たちはそれらにあまり慣れていませんでした」
左ハンドルの米国は右側通行。さらに、エスカレーターでは特別に急いでいない限り、基本は立ったままです。
「私たちの国では、どこにいてもエスカレーターに留まるだけです。他の人を見上げながらエスカレーターを歩いて登る必要もありません。彼らはどこにでも立っています。(エスカレーターの)真ん中にいることもできます。それは問題ではありません」
日本では東京と京都でもエスカレーターで立つ位置が異なります。関東では右側を空け、関西では左側を空けるというのも海外から見ればユニークに映ります。
どこにいても規律正しい日本人の行動を知ったダニエルさんは、「私たちの国に比べて、日本ははるかに整頓されています」とたたえました。
また、時計の表示も新鮮に映ったそうです。
「日本の皆さんが使っている中には、21時などの24時間時計もありました。私たちにとっては軍事時間です。私たちの場所では日中は12時になり、再び1時になります。それが13時になるので、それも違っていました」
米国では午前午後を「AM」「PM」に分ける12時間表記をしています。
ガイドブックなどに掲載されている有名スポット以外にも、発見の多い日本旅行になったよう。
「アメリカとは明らかに異なるさまざまな習慣がありました」と、口をそろえました。
(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)