カルチャー
「まずいものはない」 日本食が大好きだけど…ベルギー人が唯一受け入れられなかったものとは
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日本の食べ物は世界で高く評価され、その味を求めてさまざまな国から多くの人が訪れています。しかし、なかにはなかなか受け入れられない食材も。「日本にはまずいものはない」と絶賛するベルギー人にも、苦手意識が芽生えたものがあったようです。
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日本の食べ物を大絶賛 コンビニの牛丼にも感激
ベルギーからやってきたアントニーさん、グエンさん、マティアスさん。2度目の訪日ということで、日本の好きな食べ物について聞くと、マティアスさんが「牛丼が大好き」と答えてくれました。
日本には数多くの牛丼チェーン店がありますが、その一部は海外にも出店しています。マティアスさんが初めて牛丼を食べたのも、チェーン店だったそう。しかし日本に来て、チェーン店以外でもおいしい牛丼が食べられることを知ったといいます。
「日本ではコンビニエンスストアでも牛丼が売られているんだ。どこのコンビニで買っても、とにかくおいしくて驚いたよ」
興奮気味に牛丼について話すマティアスさん。その隣で、グエンさんもうなずきながら「とにかく、日本にまずいものなんてないのよ!」と、日本の食のクオリティに感激していました。
「納豆はだめだ…」 独特な味とにおいに“降参”
牛丼のほかにも、日本でさまざまなおいしい料理に出合ったという3人。しかし、アントニーさんにはどうしても好きになれなかったものもがありました。
「納豆はだめだ……」
癖のある味やネバネバした食感に加え、フタを開けた瞬間に香る独特なにおい。体に良い食材ではあるものの、日本でも苦手な人が多い納豆は、外国人にとってもなかなか受け入れがたい食材だったようです。「確かにそうだな、あれはだめだ」と、マティアスさんも頭を抱えていました。
普段なじみのないものは、なかなか挑戦しづらいもの。それでも、興味を持って食べた日本の味は、3人にとって忘れられないものになったでしょう。
(Hint-Pot編集部)