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「ずっと来てみたかった」 日本の歴史に興味津々のオーストラリア人 東京で行きたかった場所とは
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自分たちの国にはない歴史や文化に惹かれ、日本を訪れる外国人観光客。自然の風景や建築物などの実物を間近に見ると、感動もひとしおのようです。初めて日本へ遊びに来たという、オーストラリア人三姉妹の次女は、どうしても行きたかった場所があったといいます。その場所や理由を聞きました。
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日本滞在は約2週間半 最後に訪れた東京の浅草
家族旅行で初めて訪日した三姉妹、長女のケイトさん、次女のロージーさん、三女のエリーザさん。かわいらしい着物姿で観光を楽しんでいました。「東京、大阪、京都、軽井沢にも行ってきて、明日、帰るの」と、ケイトさんはちょっと寂しそう。約2週間半、日本を満喫したといいます。
そんな三姉妹が家族と一緒に日本旅行の最後に訪れたのが、東京の浅草。約1400年の歴史を持つ都内最古の寺院である浅草寺をはじめ、表参道の入口にある雷門から続く仲見世通りは土産物店や菓子店などが並び、都内屈指の観光スポットになっています。
浅草観光は、次女のロージーさんたっての希望。以前から日本の歴史ある建造物に興味があったそうで、「ずっと浅草に来てみたかったの。日本は長い歴史があるから、古い建物とかがとても多いよね」と、来られたことを喜んでいました。
「オーストラリアには日本のような古い建物がないの」
オーストラリアには古くからアボリジニーと呼ばれる先住民が住んでいましたが、その後、イギリスの植民地になりました。独立して、オーストラリアという国家が誕生したのは1901年。「オーストラリアは英国人に発見されてからの歴史が浅いから、日本のような古い建物はないの」と、ケイトさんはいいます。
「だから古い建物はとても興味深いわ」と教えてくれました。今回の日本旅行でさまざまな歴史的建造物や、日本の文化に触れたことが貴重な経験になったようです。
日本の歴史や文化を堪能した三姉妹。また日本へ来たときには、新たな魅力をたくさん発見してほしいですね。
(Hint-Pot編集部)