どうぶつ
「一生わんこと暮らしたくなる」 柴犬をハグしながら寝落ち 仲睦まじい日常のワンシーンにほっこり
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遊び疲れて寝てしまうのはいぬも人間も同じ。X(ツイッター)では子どもと柴犬が抱き合って寝落ちする姿が、たくさんの人をほっこりさせています。“お兄ちゃん”にハグされながら仰向けになって眠る柴犬の表情は、とても幸せそう。当時の様子について飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
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きっと「一生わんこと暮らしたくなる」 2人の幸せそうな寝顔
「昨夜はお兄ちゃんとハグ寝落ちしてました」
そんなコメントが添えられた写真には、穏やかな顔をして眠る柴犬と子どもの姿が。どうやら“ふたり”とも遊び疲れて寝落ちしてしまったようです。仰向けになった柴犬は安心しきって爆睡。目を覚ます様子はありません。
この幸せな日常のワンシーンがXで公開されると、2.6万件もの“いいね”を集めました。リプライ(返信)には「尊すぎますっ」「相思相愛」「どっちも幸せそう」「子どものときにこれできたら、一生わんこと暮らしたくなると思う」「とてもかわいい」など、多くの声が寄せられています。
家族が愛すべき柴犬 マイペースな十和くん
柴犬の男の子「十和(とわ)」くんは3月で4歳になる男の子です。素敵なお名前には、十和田湖の名前の由来であるアイヌ語「トーワタラ」が由来。“豊かなものを生み出す源”という意味があります。
十和くんは、ドライブに行きたいとき、車の横でアピールするなど、とてもコミュニケーション上手。こたつと羽毛布団が大好きで、毎晩、必ず布団で眠っています。また、喧嘩がとても苦手という一面も。“お兄ちゃん”たちの兄弟喧嘩が始まると、そっと部屋を出てトイレや暗い場所に逃げ込むこともあるようです。
「十和は、“ザ! 柴犬”です。警戒心が強く、呼んでも来ませんし、目も合わせず、めったに懐きません。食事のときはとくに警戒し、ごはんをあげても、すぐに泥棒認定さて甘噛みされます。そのくせ寂しがりやで、そばに来て鼻先でツンツンしながら『撫でてよ』と訴えることも。マイペースですが、愛すべき優しい柴犬です」
十和くんは寝る前に決まって、息子さんと追いかけっこをしたり、息子さんのダンスの振りを邪魔したりするそう。この日もいつも通り“ふたり”で遊んでいましたが、しばらくすると静かになりました。
飼い主さんが不思議に思って様子を見に行くと、“ふたり”は座椅子の上でハグしながら眠っていたのだとか。飼い主さんは、座椅子の隣に布団を敷いて、“ふたり”が広々と寝られるようにしてあげたそうです。
引っ越し後すぐに始まったコロナ禍による自宅待機 不安な気持ちを救ったのは…
十和くんをお迎えしたのは、コロナによる自宅待機が始まった頃。当時、引っ越したばかりの飼い主さん一家は、新たな生活に慣れるまもなく、不安な気持ちを募らせていました。そんななか、十和くんを家族の一員に迎え入れたことで気持ちが明るくなり、笑顔が戻ったそうです。
「十和は、私たちが精神的に不安的な時期を支えてくれました。子どもたちにとって、頼もしい“弟”みたいな存在になっているようです。普段は遊び相手として、子どもたちが学校から帰宅してから眠るまで、ぐっちゃぐっちゃに揉み合いながら戯れています」
十和くんと“お兄ちゃん”たちは、本当の“きょうだい”のような関係を築いているようです。これからもみんなで仲良く、楽しい日々を送ることでしょう。
○取材協力:十和とわ(@kuishinbotowa)さん
(Hint-Pot編集部)