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日本とオランダの間にある“12センチ”の差 「腰が痛い」 母がホテルで訴えた原因とは
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国のあらゆるものは、その国に住む人たちが使いやすいように設計されています。そのため、日本人が海外を訪れると、建物のドアの高さやホテルのシャワーヘッドの位置など、驚くことが多くあります。しかし、逆に平均身長が高いといわれているオランダからやってきたハリーさんは、滞在した日本のホテルに少し不都合を感じたようです。
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日本滞在中のホテルで母が感じた違和感
訪日2度目のハリーさんは今回、両親と一緒に日本を訪れました。この日、父はホテルで休憩中だったようで、母のキャロラインさんと一緒に買い物を楽しんでいました。
人混みの中で、頭ひとつ分、飛び抜けていたハリーさんに「とても身長が高いですね」と声をかけると、返ってきたのが、日本のサイズ感が小さくて困っているという話でした。
「私はまだ大丈夫なのですが、母は高齢なので、滞在している日本のホテルの洗面台やテーブルなど、すべての物がオランダと比べてとても低くて、『腰が痛い』とつらそうなんだ」
世界各国が独自に計測した18から25歳男女の平均身長を公開しているWordData.info によると、ハリーさん親子の出身国・オランダは、男性が1.84メール、女性が1.70メートルと男女ともに世界で最も身長が高い国です。一方の日本は、男性が1.72メートル、女性が1.58メートルとなっており、オランダよりも男女ともに12センチも低く、オランダ人がいかに背が高いかがわかります。
ちなみにハリーさんの身長はオランダの平均身長よりも高い190センチオーバーとのこと。隣に立つ母キャロラインさんもハリーさんの肩を超えているので、相当高いことが伺えます。
これだけ平均身長に差があれば、日本のホテルや家具がコンパクトに感じてしまうことも仕方ないことかもしれませんね。
(Hint-Pot編集部)