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ねこの“サイン”は難しい 丸くなる愛猫のために部屋を暖めたら… 切ない結末だけど「ハッピーエンド」な漫画が話題に
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保健所から引き取ってきた推定10歳のねこちゃんとの実話
ねこが「丸くなる」季節がやってきました。冷たい空気と触れる面積を小さくし、寒さをしのぐねこ達。「寒い」とはいえない飼いねこの様子を察知し、環境を整えるのは飼い主の務めです。ソファーで飼いねこちゃんが「さむい…つらい…」と小さく丸くなっているように見えた飼い主の迷子(@maigo_twi)さんが描いた、ちょっぴり切なさいオチが待っている漫画が話題となっています。
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Web文芸誌「マトグロッソ」で漫画を掲載している迷子さん。今回、話題となった漫画「11/15 日記」に登場するねこちゃんは、実際に迷子さんが飼っているねこちゃんです。子ねこの頃に保健所から譲り受けた推定10歳の女の子で、あまり接触を好まずビビりな性格なのだそうです。
かわいい愛猫が、ソファーの隅っこで小さく丸くなっているのを見た迷子さん。ねこちゃんが「さむい…つらい…」と、訴えているように見えた迷子さんは、すぐに部屋のストーブをつけます。
ストーブがあたたまると、ねこちゃんはソファーから降りてきて、迷子さんの横へやってきます。「あったかーい」とご満悦な様子でストーブであたたまるねこちゃんの背中を、「よかった、よかった」とそっと撫でる迷子さん。
しかし、お部屋も心もほっこりあたたまったと思った次の瞬間、触られるのが嫌いなねこちゃんは、「さわんないで」と迷子さんの手に思い切り猫パンチ! ねこちゃんは迷子さんの気遣いはありがたくも、背中を撫でられるのは嬉しくなかったようです。
きっと迷子さんは、阿吽の呼吸で愛猫の要求の応えることができ、こんなときくらいはご褒美にたくさんナデナデさせてもらいたかったのでしょう。けれどもすかさず拒否をされてしまい、「許されなかった」となんだか少し切ないオチになってしまいましたが、迷子さんは「Happy END」と締めくくっています。
迷子さんとの関係性が良好であるからこそ、ねこさんはちょっぴりわがままを言うのかもしれませんね。ねこちゃんに対する愛情で溢れた投稿に、1万2000件以上のいいねが集まり、共感する人たちでいっぱいになりました。
(Hint-Pot編集部)