漫画
「ベビーカー押しますよ」と追いかけてきた男性…全力で逃げた育児ママの怖い“実体験”漫画に「私も経験あります!」
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目的分からず 「逃げたってことは善意からの声かけじゃなかった」
ブログ「職業、ママときどきオンナ。 弓家キョウコのやりたいことぜんぶやるブログ」やインスタグラムで、育児や2匹の愛猫のこと、保護ねこ活動、産後ダイエット、ご主人との馴れ初めなど、さまざまなテーマで絵日記を投稿している弓家キョウコ(kyoko_yuge) さん。2歳の男の子をもつ一児のママです。子どもがいるといろいろな人から声をかけられる機会が増えますが、時に思いもよらない人から声をかけられることも。先日、キョウコさんが遭遇したばかりの体験談が「怖すぎる」と話題になっています。
◇ ◇ ◇
ある休日のこと、ご主人は風邪が長引いていたため自宅に残し、息子さんとふたりで外出していたキョウコさんは、閑静な住宅街をベビーカーを押して歩いていました。まだ17時でしたが、辺りはもう真っ暗。体調不良のご主人を思い、家路を急いでいたときのこと、キョウコさんは突然、誰かから肩を叩かれます。
「あの~~ベビーカー押しますよ」
振り返ると、見知らぬサラリーマン風の男性。困っている様子もなく普通に歩いていたキョウコさんは、なぜ自分に声をかけてくるのか不気味に思います。明らかに怪しいその男性の申し出をキョウコさんはすぐに断りますが、しつこく食い下がってきます。
無理やりベビーカーを押そうとさらに触ってくる男性。早い時間とはいえ人通りもなく段々と怖くなったキョウコさんは、ベビーカーを押して逃げ出します。しかし男性はそれでも諦めず、あとを追いかけてきます。
「とにかく息子を守らねば!」
タイミング悪く雨が降り出す中、必死で逃げるキョウコさん。幸いにも男性は足が遅く追いつけません。そこでたまたま傘を持って迎えに出てくれたご主人の姿が視界に入りました。すると、ご主人も尋常じゃない雰囲気のキョウコさん達を見つけ、ものすごいスピードで走ってきてくれたそうです。
結局、駆け寄るご主人を見て、男性が急いで踵を返して逃げだしたため、何事もなくその場はおさまったのですが、キョウコさんと同じようにベビーカーを押している親子が「怖い思いをしたら嫌だ」と思い、ご主人のアドバイスもあって、キョウコさんは警察に通報することにしたそうです。
近くの交番の方が来てくれて、パトロール強化を約束してもらったそうですが、その男性の目的は分からずじまい。「やっぱり逃げたってことは善意からの声かけじゃなかった」ということだろうとキョウコさんは振り返ります。
もちろんベビーカーを押していると、段差がきついところや電車の乗り降りの際に「手伝いますよ」と声かけをしてもらえることが多々あり、心から嬉しく、いつも周囲に感謝しているといいます。5歳くらいの男の子から「手伝うよっ」と、かわいらしい申し出を受けたこともあったのだとか。
キョウコさんも「母親になるまではわからなかった」といいますが、子連れで歩いていると、良くも悪くも声をかけられることが多くなると聞きます。実際にコメント欄では「怖い」という声以外に、「これ私も経験あります!」と似たような体験をした方からの感想もいくつか寄せられました。
やはり逃げにくかったり、無防備になりやすい子ども連れの時に“変わった”人に遭うのが一番怖いもの。ますます日が暮れるのが早くなっていくこれからの時期。「みなさんお気を付けください」とキョウコさんは注意を呼びかけました。
(Hint-Pot編集部)