育児・家族

「お母さんってもっとお母さんだと思ってた」 育児中の女性が母の偉大さに気付いたエッセイ漫画が「泣ける」と大反響

著者:Hint-Pot編集部

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漫画のワンシーン【画像提供:鳥谷丁子・鶏が母(@TanikoNikki)さん】
漫画のワンシーン【画像提供:鳥谷丁子・鶏が母(@TanikoNikki)さん】

気が付いてからは母と息子と自分 3人の時間をなるべく多く持つように

「もっと大人だと思ってた」――年をとればとるほど、子どもの頃に思い描いていた大人像と、現在の自分とはかけ離れていると感じている方、実は多いのではないでしょうか。子ども目線で見た大人達はしっかりしていて、好みやファッション、生き方なども自然と大人っぽくなっていくものだと感じていたと思います。働きながら育児漫画やご主人とのノロケ漫画をSNS上で投稿している、鳥谷丁子・鶏が母※(@TanikoNikki)さんが描いた、大人像との乖離に気が付き、実母への想いを綴った漫画が「泣ける」と話題になっています。

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 話題となっているのは、「お母さんを『母親』としてしか見たことのなかった私がお母さんになった話」というコメント共に公開された4ページの漫画。作者である鳥谷さんは、現在、1歳半の息子さんを持つ一児のママです。鳥谷さんは、人生の節目節目でこの年なら「もっと大人だと思ってた」と感じてきたといい、特にママになってからは「お母さんってもっとお母さんだと思ってた……」と、進行形で感じているそうです。

 鳥谷さんは、自分がママになるまでは、「お母さん」に関して深く考えたことがなく、お母さんが子どものために家事をしてくれたり、常に味方してくれたりするのは当たり前。何も考えずに文句をつけたり、ワガママを言ったりと、全部お母さんにやらせていたのだとか。今なら「お前がやらんかい!」と、当時の自分を殴りたいほど理不尽だったと振り返ります。それでもお母さんはいつも笑顔でワガママを聞いてくれたのだそうです。

 しかし、時が過ぎ息子さんが生まれ、最近になってそれがどれほど大変なことだったのかが分かったという鳥谷さん。お母さんもきっと現在の自分と同じように「子どものままの自分と闘いながら」、完璧な母親でいてくれたことに気が付いたそうです。そのことに気が付いてからは、「とにかく母と息子と私との思い出をひとつでも多く作るためにイベント(ハロウィンやクリスマスなど)は家を飾りつけて一緒に写真を撮ったり、少しでも時間が見つかれば母を連れて旅行するようにしております」とのこと。

 鳥谷さんによると、母親になったからといって、憎しみや悲しみ、疲れなど、負の感情を突然感じなくなるわけではありません。また、子どもが間違ったことをした時に叱らなければいけないのが親ですが、突然常に正しい判断ができるようになるわけでもありません。“お母さん”は“普通の人間”なのです。

「普通の人間が精一杯お母さんを演じるわけであって、愛する我が子のためじゃなかったら私はお母さんにはなれない……」。鳥谷さんは、“お母さん”としての役割の難しさをそう語りました。これから何年も子どものままの自分と闘う」ことになるだろうと覚悟しつつも、自分がお母さんから愛情や時間、色々なものを与えてもらったように、息子さんにとって“自分なり”に完璧なお母さんになりたいと志を新たにしました。

この漫画は瞬く間に6万件以上のいいねを集め、「泣いた…お母さんお父さん…ありがとう…」「私も自分がお母さんになってはぁ?! って投げ出したい事だらけで驚きです。お母さんみたいには出来ないし優しくないと思うけど、休みながら自分のペースで頑張ります」「自分もお母さんにやってもらってきたこと、ひとつでも多く、子どもの為にできたらいいなと思ってます!」など、自分や自分の母親に重ね合わせ、感動する人が後を絶ちませんでした。

※正しくは・がRマークになります。