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無人販売所が客に収穫呼びかけ 白菜1玉200円 「盗難が多いならやらないでしょう」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム

野菜の無人販売所(写真はイメージ)【写真:写真AC】
野菜の無人販売所(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 閑静な住宅街にこつ然と現れた野菜畑。「白菜1玉200円」とPRする看板もさることながら、「根元からナイフで切ってください」というリクエストが強いインパクトを残しています。このスポットを紹介する写真がXに投稿されたところ、たちまち11万件の“いいね”が集まりました。投稿したのらねこ!冬コミ新刊小型PC本配信中(@ragemax)さんに詳細を聞きました。

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売り手・買い手双方に合理的な仕組み

 のらねこ!さんは3日午後に愛知県弥富市内でこの畑を発見。「今まで見た中で一番斬新な無人販売所があった」と驚き、Xに投稿しました。この看板を見た際の率直な感想は「売り手・買い手双方に合理的な仕組みだなと感じました」。確かに、売り手は対面販売に必要な時間的なコストを省くことができますし、買い手は都合の良い時間に訪れ、わずらわしい対面での会話のやりとりをしなくても済みます。

 この無人販売所を利用したことは「ありません」と明かしつつも、1玉200円という価格設定については「妥当と思います」と高評価でした。

 一方、懸念されるのが盗難の心配。そのあたりについては「仮に盗難が多いならやらないでしょうし、恐らく現状では問題になっていないのではと推察します」と買い手の健全な判断を期待しています。

のらねこ!さんが見た無人販売所【写真提供:のらねこ!冬コミ新刊小型PC本配信中(@ragemax)さん】
のらねこ!さんが見た無人販売所【写真提供:のらねこ!冬コミ新刊小型PC本配信中(@ragemax)さん】

 今回の投稿には「究極のセルフサービスですね」「恐るべしセンス」などのほか、買い手自らナイフを使うことに「一番新鮮で美味しそう!しかも安いな」「自分で収穫できる楽しみも考えると格安だね」「収穫体験ができるって」「とれたてが一番おいしいですからね」など共感が広がりました。のらねこ!さんは「単純に驚いています」と反響をうれしそうに受け止めています。

(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)