カルチャー
「初めて食べたよ」 日本の味に大興奮 ブラジル人が築地で挑戦した“高級食材”とは
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東京都中央卸売市場としての役割は、2018年に豊洲へと移りましたが、多くの人が楽しめる築地場外市場は健在。日本人だけでなく、外国人観光客にも人気のスポットとしても、にぎわっています。ブラジルからやってきた3人組は、築地で母国にはない食材と出合い、その驚きを語ってくれました。いったい、どんな食べ物だったのでしょうか。
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築地でブラジルにはない食材を初体験
ブラジルから初来日したナンダさん、ギジェルメさん、ジュリアンさん。「日本に来ることが夢だった」と語り、3週間の滞在予定です。2週間かけて東京、京都、奈良を観光してきたという3人とは、広島で出会いました。
みんな日本の食べ物が大好きになったそうで、ギジェルメさんはカレーパン、ナンダさんはメロンパンの虜に。そしてジュリアンさんが一番気に入ったというお好み焼きは、ほかのふたりも夢中になり、訪れる先々で食べ比べをするほどハマったといいます。
そんな3人は、東京観光では築地場外市場へ足を運びました。訪日外国人に人気の寿司だけでなく、食べ歩きにぴったりな串焼きなど、さまざまな日本食が楽しめるグルメスポットを満喫したようです。
「いろんなものを少しずつ食べ歩きしたよ。タラバガニやマグロ、ウナギ……。でも、ウナギは、ブラジルでは食べないんだ。だから初めて食べたよ」
ギジェルメさんが少し興奮気味に語ると、ジュリアンさんも「おいしかったわね!」と笑顔に。日本以外でも多くの国で食べられているウナギですが、ブラジルにもウナギはいるものの、食べる文化がないそうです。
初めて口にしたウナギを気に入ったふたりとは対照的に、魚類が苦手だというナンダさん。「メロンパンで十分ね!」とウナギ初挑戦は見送ったことを明かしました。
各地をめぐって、さまざまな日本食を楽しむ3人。残りの期間でも、おいしい食べ物に出合えるといいですね。
(Hint-Pot編集部)